「大迫力」ゴジラ-1.0 ぞのさんの映画レビュー(感想・評価)
大迫力
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ゴジラは全く詳しくないですが話題だったので映画館へ見にいきました。
不覚にもめちゃくちゃ感動してしまい、劇中で3回は泣いたと思います。。。
ゴジラと対峙するシーンでは没入感が凄まじく、見ている私まで絶望を感じてしまうほどでした。
個人的に戦争映画は苦手なのですが、本作は戦後に焦点を当てているところが良かったです。戦後も引きずるそれぞれの思いや葛藤にどのように折り合いをつけこれからを生きていくのか。特攻隊兵でありながら逃げ出して生き延びた敷島の罪悪感、女として戦力にもなれなず子供を失った澄子のやり場のない悲しみと怒り、兵隊に憧れつつも戦争に参加できなかった水島の無力感...。主人公以外の描写は少なめではありますがそれぞれの戦争への思いがきちんと描写されていて、そのどれにも共感してしまい込み上げてくるのもがありました。
肝心のゴジラについては全く知識がなかったので、えっ!再生するの!?とか、放射能発してるの!?とか基本情報にすら驚いてしまいましたが、映画を見終わった後、きちんと基本設定を復習しました笑
そのおかげでラストの意味深なシーンも納得でき、ゴジラという悲しい怪物の背景も相まってより深く本作を楽しめたように思います。
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