劇場公開日 2023年11月3日

「主人公の設定以外は100万点」ゴジラ-1.0 Jondouさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5主人公の設定以外は100万点

2023年12月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

VFXは文句なし、娯楽作なんだから多少のご都合主義は気にしない。
だがしかし主人公の設定がマイナス過ぎてイマイチ乗れなかった。
特に対策会議で逆切れするシーンとか嫌悪感すら感じた。
以下は「だったらいいな」的妄想。

主人公は死ぬ気満々で特攻に向かったが機体の故障で大戸島に退避、そこで謎の巨大生物の襲来にて負傷しそのまま終戦を迎えた。
自分だけ生き残ってしまった罪悪感に苦しむがヒロインとの出会いによって癒されていく。
そんな矢先ゴジラが出現、建物の倒壊に巻き込まれヒロインは生死不明に。
ゴジラに復讐を誓った主人公は大戸島分遣隊の整備兵が隠匿していた「特攻するはずだった愛機の零戦」に乗り飛び立った…

こんな展開だったら燃え死んでた。
でも、零戦に射出座席は無理筋なのでこれだと主人公死亡エンド確定…

ジョン・ドゥ
真理さんのコメント
2023年12月17日

フォローありがとうございました。
山崎貴映画の反戦というか厭戦映画的作りにはうんざりしました。山崎監督の妄想映画でしたよ。
私はジョンさんの妄想ストーリーの方が好きです。

真理
ジョン・ドゥさんのコメント
2023年12月16日

Allundoさん、コメントありがとうございます。
もう少し主人公が前向きな性格だったらよかったのですけど…。
米国で受けているのは主人公が戦争帰りでPTSDっぽいから、という意見もありますね。

ジョン・ドゥ
Allundoさんのコメント
2023年12月14日

ゴジラということで核に対する批判があり、明確に反戦がテーマになっているのでこういう主人公になった訳で、どんなに正義があろうと彼が特攻したらテーマから外れてしまうのです。反戦を語る上で「命を粗末にしない」という方向性が意外に新鮮で、令和的だと思いました。

私も物語単体で見れば、どうしても特攻せざるをえない方が好みの展開ではありますが。

Allundo