「世界よ、これがゴジラだ。」ゴジラ-1.0 ワセダさんの映画レビュー(感想・評価)
世界よ、これがゴジラだ。
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邦画とゴジラは切っても切り離せない。
『ゴジラ』は邦画における一大コンテンツである。日本人の大怪獣の認識は、大凡がゴジラを占めている。ゴジラ以前の時代には日本人は大怪獣をイメージ出来なかっただろうし、ゴジラがゆうゆうと東京を壊滅させた後の世は怪獣と言うだけでもゴジラという言葉を連想するであろう。
さて、映画の話。
感想として一言で言うと、「あんなん勝てるん?」で、結果もそう。再生、原子力包有、チャージが数分でできるエナジービーム(規模は一撃で3万人を消し飛ばす)、建物を一撃で壊す尾。
駆逐艦を三十秒足らずで全壊するし、銀座でビーム打つし、
勝てるわけないやん?
戦争被害者である主人公が成り行きで出会った母子といっこ屋根の下、なんとか戦争を忘れ始めてた時、その女も主人公をかばってゴジラのビームで消し飛ぶ。
そこで復讐を誓い、立ち向かう話。
結論から言うと、倒しきれない。ただ先延ばしになっただけ。でもそこは物語の外側だから関係ない。主人公は実は生きてた女と家庭を築くのだという終わり方をした。
あそこで勝てないのは、他作品に影響を与えるからなのか、ゴジラというものの恐怖心を薄れさせるからなのか、とにかくそこがハッピーエンドでは無いようになっている。
しかし、ゴジラが街を破壊する様は圧巻だった。もはや気持ちが良かった。非常に楽しい一作となっている。
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