「上映中3回は泣きました」ゴジラ-1.0 タカユキさんの映画レビュー(感想・評価)
上映中3回は泣きました
まさか怪獣映画で泣かされるとは!それも3回も!
面白かったと言うより凄かったと言う感想。
とにかくゴジラの絶望感が凄かった。
確かにストーリー的に御都合主義な部分も見受けられたが俳優さんの演技でその御都合主義も吹っ飛んで「良かったーー!」って泣いた。
手に汗握る攻防、主人公の葛藤、戦後を生き抜く人々の奮闘。
冒頭からゴジラを登場させる事によってこの映画の主題がクッキリ分かる。
この映画における主人公の目的が冒頭でハッキリ分かる事によって観客もスッと感情移入出来る。
幾度となくボロボロになりながら絶望の只中に居ながらそれでもゴジラに立ち向かい奮闘する日本人の姿がそこに描かれている。
単なる戦争賛美ではないし、戦争を否定してる映画でもない。
怪獣映画なんだから。でも戦争という我々日本人が生きていくには絶対に切っては切り離せない呪いの様な物にも生きて抗って行くという希望がこの映画にはあります。
とにかく日本人が活躍してる映画なのが心底嬉しい!本当に日本人に産まれて良かった!
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みかずきさんのコメント
2023年12月7日
はじめまして
みかずきです
本作、時代設定を終戦直後にしたのが勝因だと思います。
敗戦で疲弊した人々に追い打ちをかけるようにゴジラが出現し、
二重苦の状況でもなおゴジラに挑んでいく人々の姿が感動的でした。
生きる勇気を貰えました。
ー以上ー