「敗戦国の底力、それは夢想かもだけど」ゴジラ-1.0 かずさんの映画レビュー(感想・評価)
敗戦国の底力、それは夢想かもだけど
なんだかこないだまで観ていた顔だなあ。
そりゃそうだ、朝ドラの二人だわ。
敗戦から復興をしていく日本の過程に、東日本大震災やこの数年の雨による大被害を被った地のひとびとには突き刺さる表現があちこちにあるのではないだろうか。
神木隆之介が演じた主人公のPTSDなど。
佐々木蔵之介や青木崇高が演じた、生き残りたちが立ち向かうのは、ゴジラだけど。
魂を燃やせればゴジラでなくても構わない。
亡き祖父はこういう想いを背負いながら敗戦後の人生を過ごしたのか。と感じた。
満点にしないのは、ゴジラの歩き方。
「おぞましさ」が感じられなかった。
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