劇場公開日 2023年11月3日

「ゴジラマイナスワンの原点を活かしての表現力。」ゴジラ-1.0 宇(コスモ)宙さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0ゴジラマイナスワンの原点を活かしての表現力。

2023年11月23日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

鑑賞をした観客は全員と言って良いほど裸の王様状態。見たままの感想を述べているだけで、客観的に理解が出来ていない。何故、時代背景を戦後にしたのか?戦争で崩壊をした町で暮らす人たちの心情。戦争で大切な人を失った悲しみ。その中でゴジラが現れて、行き場を失う。この作品は、シン・ゴジラとは比較にならない。シン・ゴジラは現代が舞台。ゴジラマイナスワンは戦後が舞台。その差の意味を理解が出来なければ、いつ震災や戦争が起きても泣き寝入りをするだけ。ゴジラマイナスワンには深い警告が込められた作品だと、私個人は思う。これを娯楽作品と受け止める人の心が理解出来ない。

宇(コスモ)宙