「恐怖を感じれるリアルな怪獣シネマ」ゴジラ-1.0 KTさんの映画レビュー(感想・評価)
恐怖を感じれるリアルな怪獣シネマ
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カメラのアングルやワークが俊逸で、怪獣物の中でも特に恐怖を感じれる貴重な映画。
特にゴジラの尻尾がいかに凶悪な凶器かをうまく表現できており、従来のゴジラ映画とは明らかに一線を画す仕上がり。
また人間を残忍に殺すところも、今までのゴジラ作品と異なる。
3Dなら、なお迫力ある映像が期待できたのが残念。
また昭和の戦後の匂いをリアルに表現しており、また戦争帰りの兵士の心理描写もリアルで、その時代に十分浸れる作りだ。
あと大日本帝国兵器マニアにとっては垂涎もの。
重巡の高雄、幸運艦として有名な駆逐艦雪風や試作で終わった戦闘機の震電が画面所狭しと登場する。
怪獣ものの映画としては、昨今の作品の中では最高の出来です。
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