「予想を上回る良作でした!」ゴジラ-1.0 Marikoさんの映画レビュー(感想・評価)
予想を上回る良作でした!
日本の怪獣映画は興味が沸かず、今までゴジラシリーズは一切観たことがありませんでした。
でも、あまりにもこのゴジラ最新作のレヴューが良いのと、always三丁目の夕日の山崎監督だし!と思って、思い切って観てきました(他にも山崎監督作品は好きなもの多し。デスティニー鎌倉物語、アルキメデス、海賊と呼ばれた男、etc…)。
・・・ゴジラ、良かった❗️感動した❗️
まず、敗戦後の東京を舞台にして、戦争にズタズタにされた主人公たちが焼け野原から再出発しながら背負う苦労や悲しみ、喪失感を描いた上で、未曾有の怪物の出現を絡ませ、それに向き合う人々の描写がドラマチックで良いです。特に、特攻隊くずれの神木隆之介が物語の要となって引っ張ります。さすが上手いなぁ。
なぜ彼がまだ心から笑えず、目の前の幸せに飛び込めないのか?
パラックの家に同僚を食事に招いた際に呟いた言葉がその答えで、まず最初のホロリがきて、その後も命懸けでゴジラと対峙する民衆の人々の心意気に胸熱くなり・・・
ラストに向けての、主人公の密かな決意と覚悟とは・・・?
え⁉️怪獣映画でこんなにエモーショナルなの⁉️アリなの❓と。
さすが山崎監督。昭和を描かせたら右に出るものはいない(山田洋次監督くらい?)
グッときました。
「映画観たいんやけど今は何がオススメ?」とたまに聞かれますが、今はゴジラです❗️ぜひ大画面で❗️
あと、予告編でやってた【ナポレオン】が震えるほど印象的でしたよ。
私の大大大好きな「グラディエーター」のタッグ再び、です。ホアキン・フェニックスのオーラ半端なく。12/1〜の公開が楽しみです。
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