「いろいろな作品のオマージュ?」ゴジラ-1.0 ネローマさんの映画レビュー(感想・評価)
いろいろな作品のオマージュ?
個人的にシン・ゴジラはウ~ンという感じだったから
今度はどんなのだろうかと
期待と不安?の半々で観に行った
1945年が舞台ということで
なるほど、こういう入り方かと観ていたら主人公の名前に横山光輝さんの漫画が浮かび、
早々に登場したゴジラのフォルムはエメゴジ?って感じでマジかぁと思ったけど後には変わっていたので
安堵したけど・・・
もちろんゴジラシリーズにおける
様々なシーンを彷彿させるのは当然なんだろうと思う
くわえてゴジラを倒す方法も
スピルバーグ監督の映画や
ウルトラQにウルトラマンを思い出させてくれて楽しかったし
吉岡秀隆さん演じる学者さんの風貌に有名な探偵がだぶって見えたり
雪風の艦長のセリフには
忠臣蔵を思い浮かべたり
助太刀の船が来るところは
アベンジャーズみたいだという感じ
ストーリーもそんなに違和感はなく
最後にはみんな生きていたのも
まあ、いいかと思った
スペクタクルとヒューマンドラマとを一つの映画にするとどちらかがおろそかになる傾向が多々あって
面白くないという思いがあったけど
そうでもなく観られて良かったと思う
ただ、もう少しゴジラの姿を見たかったし下半身太りが気にもなって
もう少しスマートでもいいんじゃないのとも思った
でもゴジラのメインタイトルの曲は
ワクワクするし
そのクライマックスにやはりふさわしい
たくさんの映画や映像作品を彷彿させながら
それを知らずに観て
もし、時が過去に戻ってこれがゴジラの名を冠した最初の作品だとしても納得できる映画だと思えた
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