劇場公開日 2023年11月3日

「脚本が…」ゴジラ-1.0 ふくたろう6101さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0脚本が…

2023年11月4日
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鑑賞方法:映画館

興奮

ゴジラ大暴れシーンは大迫力で満足。欲を言えばもっと暴れて欲しかったがそこはCG作る予算の問題か。あとゴジラ映画ってどうしても人間側が作戦立てる時間が必要だから、その間ゴジラ出てこないのは仕方ないのかね。で、今作の問題は脚本。先が見え見えのベッタベタのお約束展開とご都合主義。何か反戦風味を出しているがゴジラ登場の時代を戦後すぐに設定したからしょうがなく反戦しているだけで、戦争を知らない脚本家が現代の価値観で書いたセリフだからリアリティがない。戦後すぐの何もない時代にどうやってゴジラを倒すのかがみどころだと思っていたらそこそこ使えるものがたくさんあって、ゴジラもけっこう容易く人間側の作戦にハマっちゃうからハラハラドキドキしない。残念ながらCG以外はシン・ゴジラを超えられてはいないと思う。山崎監督は自分で脚本書かないでCGに専念したほうがいいと思う。

ふくたろう6101