「日本政府にこそリアルなシミュレーションを❗️そういうメッセージかもしれませんね。」ゴジラ-1.0 グレシャムの法則さんの映画レビュー(感想・評価)
日本政府にこそリアルなシミュレーションを❗️そういうメッセージかもしれませんね。
ゴジラの存在自体にリアリティを求めるのではなく、もしこういう怪物(怪獣というよりは人間の業が生み出した怪物)がいたら何がどうなるのか、どういうタイプの人間が社会に駆動力を与えるのか。
そういうシミュレーションにこそリアリティを求める映画なのだと思います。
ご近所にお住まいの核保有国のお二人が良からぬことを始めた時、アメリカも助けてくれない。
さて、どうする?
というか、そんな事態には絶望しかないので、そんな未来が来ないために、今どう準備をしているのか?
アメリカの軍事産業の不良在庫を高額で買い取る以外に外交的な手段であれこれシミュレーションしてるのだろうか。
そちらの方が心配です。
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みかずきさんのコメント
2023年11月18日
そうですね。
シンゴジラでは、ゴジラは未曽有の危機のモデルでした。
本作では、ゴジラは、終戦直後の新たなる脅威のモデルでした。
本作では、終戦直後という時代設定が奏功していると思います。
当時のソ連が気になってアメリカは手を出せないという設定に繋がります。当然、日本政府も静観です。
本作は終戦で使える武器は殆どない。政府も戦勝国も動けなかったら、どう新たなる脅威に抗うのかというシミュレーションでもあると思います。
シンゴジラの時も本作でも感じましたが、ゴジラがモデルなら、怪獣がゴジラである必要は希薄になります。ゴジラは人気のある怪獣なので、続編があるとしても、怪獣はゴジラになると思いますが。
ー以上ー