「White trash」ティル Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
White trash
1955年8月ミシシッピ州マネーで白人女性を冷やかす様な行動をしたことで惨殺されてしまった14歳の少年エメット・ティルと、彼の殺害事件の裁判の話。
母子家庭ではあるもののの、シカゴで裕福な暮らしをしていた本当の黒人差別を知らないボー=エメット・ティルが、夏休みに親戚の住むマネーを訪れて巻き起こっていくストーリー。
何かの映画でこの事件のことが話題になっていたのを観て、なんとなくは知っていたけれど、観賞後に調べてみたら、今作はボーの殺害に関してだいぶマイルドに描かれていたんですね。
そしてその後の裁判に至るまでの様子や裁判そのものも…。
あくまでも糾弾する意味合いではなく、この出来事を知らしめたり、忘れて貰わない為の作品ということでしょうかね…。
もちろん当時と比べたら良識ある思考の人が多数にはなっているんだろうけれど、この胸クソ悪い出来事は、今だに変わらないしこれからも無くならいであろうアメリカの本質というところでしょうかね…。
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NOBUさんのコメント
2023年12月29日
今晩は。
今頃は、バーで寛いでいらっしゃるのか、ご自宅に帰られたのか・・。私は今日で(地方都市なので)年内の映画館での映画鑑賞は終了予定です。(もしかしたら、”PERFECT DAYS"をもう一度と”雪山の絆”を観るかもしれませんが。)
今年もお世話になりました。
お酒の神様に良き年が来ますように。そして、お互いに呑み過ぎ注意ですが、健康に来年も面白き映画を多数観れる事を祈念します。では。お休みなさい。