17歳は止まらないのレビュー・感想・評価
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シンプルに面白かった
躍動感のある姿が上手く活写されていてこれっこれ、こう言う青春映画が観たかった
と思える作品でした。特に池田朱那さんのスゴさは最近みないな。存在感の増している中島歩さんは今回クズ役じゃないのも笑っちゃう笑。
なにか物足りない感がずっと漂っていた
畜産の学校パートが主体でもないし
恋愛というには一方的だったから
止まらない言ってますから追いかけるのかと思ったらそうでも無かった
4人のキャラクター性も結構ありそうだったので4人の日常を描くのかなと思ったけどそうでもなかったので
悪いわけでは無いんだけど
なにか足りない感じがする映画だった
主演の池田朱那さんを発掘する映画のような気もするのは企画からだったのなら
もう少し脇の役者さん達の立ち位置にしておかないと4人ともとても良い役者さんになっていきそうな方々だったのにエピソードに関わってこなさすぎて勿体なかった
音楽がゲームみたいで変だった
特に牛の出産シーンがアイテムゲットみたいな音楽がなってて感動的なシーンなのに
笑ってしまった
梅酒に話しかけるところ良かった
ゲームの
とってもステキー!
滑り込みでやっと見れました。
とんでもない傑作でした。
こんなに活き活きして魅力的で目の離せないヒロインが近年の日本映画にいたでしょうか?
暴走機関車池田朱那の躍動感たるや凄まじ過ぎます。鬱屈する十代の感情を全身で表現していて本当に素晴らしい!コロコロ変わる表情がたまらない!それを取り巻く存在感ある役者さんのキャスティングも完璧です。
学校も食育もリアルで説教臭さがなく、先の読めない展開、活きてるセリフ、隙のない構成であっという間の96分、文句のつけようがありませんでした。中島歩先生との攻防は狂気じみた池田朱那の絶妙演技に笑いが堪えきれず死にそうに。間違いなく今年見た邦画のベストワンになりそうです。
他の方のレビューに農業高校の設定に疑問を呈しているものがあって驚きました。暗喩も理解できないのかな?自称シネフィルは説明過剰な映画を見慣れ過ぎて、自らの頭を使って考察する事が出来なくなっているのかしら?
17歳は最強です。
まさに17歳が止まらなかった。いや主人公の瑠璃だけが止まらなかった。モラルもルールもタブーさえも、全て無視して彼女は止まらなかった。
時には落ち込んだりもするけれど、それでも彼女はとにかく行動する!17歳ってスゲーな。最強だな。
「こんな子いるよ!」とは到底思えない瑠璃役を池田朱那さんが振り切りまくった演技で思わず魅入ってしまった。
瑠璃に愛された森先生と、瑠璃を愛するマサルがブンブン振り回されて本当に気の毒。あの状態の生徒を前に教師はどう対応すれば良いのだろうか?
先生役の中島歩さんの声と雰囲気は正に唯一無二です!
映画は農業高校での畜産が中心となり、瑠璃もさまざまな動物の生と死に立ち会います。
動物は生まれた時に始めて見たものを親と認識して、そのあとを一生懸命に追うそうです。もしかしたら思春期の瑠璃が初めて目にした(接した)異性が先生だったのかな。だから彼女は全速力で先生を追うのかもと思った。
物語はそんな瑠璃でさえ、思いもよらぬ方向に進んでいく。その状況に、瑠璃は、『17歳』は、止まってしまうのか、それとも走り続けるのか。ぜひ映画館で彼女の疾走を体感してください。
『17歳』は最強です。彼女達は毎日を全力で走って、やがて大人になっていくんだね。
タイトルやビジュアルとは異なる展開に飛ぶのが評価が分かれそう
今年290本目(合計940本目/今月(2023年8月度)29本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))。
農業系の高校の女子高生をテーマにした農業もの…と思いきや、ジャンル分類が割と謎な作品だったりします。
ただ個人的には色々な事情があり(下記参照)、いろいろ引けないかなという感じはしますが、一方で明確に妥当ではない部分もあり、どうかなぁ…といったところです。
多くの方が書かれている通り、特に農業系高校である設定の必然性は見当たらないのですよね…。それは、後半以降のストーリーの「飛び」がすごく、もはやどこの高校でも(極論すれば中学でも大学でも)変わらない展開と化するからです。ただ、「いただきます」の精神論ほかは、農業系(あるいは水産系など、趣旨を同一にするもの)特有の論点かな、というところです。
そしてかなりの痛手になるのは、後半のストーリーの展開の「突飛さ」が映画内でまったく拾われていないところで、「続編でもあるのか?」「放映フィルム間違っているのか?」とすら思ってスマホで購入チケットを確かめたくらいです。
また、後述しますが、この映画は「一般指定」です(PG12以上ではない)。そこもびっくりしたくらいです(R15とは言わないが、PG12はついてもおかしくはなさそう)。
ただ、映画の趣旨としてはある程度(7割がた)理解はできるし、「極端に」ヘンテコな展開とも言えないので(まぁ、ストーリーの「飛び」はかなりすごいけど)、初監督の方の作品であることも考えて以下のように抑え目な評価にしています。
評価としては以下を気にしたところです。
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(減点0.1/農業系高校であることの設定が生かし切れていない・法律系資格持ちが混乱する)
高校のいくつかの中でも、農業系高校というのは、日本が農業国であるという以上に、戦後の農地改革や減反政策ほかをはじめとして実にいろいろな法律や政策のもとに存在する高校種であるという事実はあります(大学の農学部ほかも同じ)。
もっとも、それらのことを表立って農業系高校では学習はしないと思いますが(減反政策程度は突っ込んで学習する程度?)、この設定でありながらそれらの語句は一切飛んでこないので、ストーリーとして農業ネタがあまり飛んでこないという事情もあいまって、やや肩透かしを食らいます。
(減点0.1/ニワトリの扱いについて)
多くの方が触れられていることですが、個人的には別の解釈での減点扱いです。
この行為は動物愛護法ほかに触れうる行為ですが、一方でこうした行為を経ないと産業が育たないという事情もあるので、動物愛護法は基本としながら、個々例外となる(罪には問われない)事項があり、農業系高校の実技ほかもこの扱いです。
この点について触れられていないのが個人的にはどうかな…と思いました(例外的に許されるに過ぎないので、一般個人が勝手にやると問題になります)。
(減点0.1/(後半の)電車内でのやり取りについて)
一般指定でもあるので、もうちょっと表現について配慮が欲しかったです(これだけでPG12程度つけられても仕方がない)。
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ペットと家畜は違う!
何だか農業高校の生徒の生活を覗いているような気分になりました。ハキハキして、若々しくて、森先生はちょっと羨ましかったです。一生懸命ひよこから育てた鶏を絞めるシーンは胸が苦しくなりましたが、子牛、子豚の誕生、そして何より当たり前の、いただきます!の意味をもう一度考えさせられました。大変楽しく観させて頂きました。
悪くはないけど響かない
キャストも演技も悪くはないのですが、今ひとつ響いてこなかったです。恐らく、主要キャストの言動に共感したいのだけれど、共感しきれないところが原因だと思います。展開を少し変えるだけでも、もっと良い作品になったのではと思います。
それから、本作のポスターを見ると爽やかな青春映画の印象を受けますが、実際のところそれほど爽やかではなく、むしろ重たい内容はとなっています。私は事前に「あらすじ」や「レビュー」を極力見ないで鑑賞するタイプなのですが、ちょっとポスターに騙された感がありました。
4人の女子高生の群像劇ではなかった
おもしろい行き過ぎた性格の主人公のキャラクターとそれを制しする先生のとやり取りが笑える。
畜産高校の設定でなくても良いと思ったし、音楽があからさま過ぎて乗れないところが多々あったが、楽しめる作品だった
音楽がダサい
各シーンはいいのだが、全体を通すとうまく演出されていない。話があっちこっちにドビすぎるし、農業高校物ならもう少し命や生き方など話に盛り込みながら青春群像劇にすべき。普通科の話でも全然成り立つので勿体ない。
音楽がとにかくチープすぎる。安いVシネマを観ているようで、ハイここで感動しましょっねって流れる音楽に全く乗れない。この音楽ならない方が作品のためになる。
日常プラス
畜産科女子高生の日常プラス、恋の「止まらない」暴走機関車。
嫌いじゃない。
命をいただくこと、そのために育てること、現実をしっかりと描きながらも、女子高生の教師への恋心と同年代のチンパン男子への思いも描ききったね。
新人監督と思えないほど、きっちりとした演出でした。
生徒の皆さんも「善きかな」という演技だったが、誰よりも中島歩の「残念な」イケメンぶりが最高でした。「後悔するぞ」じゃねぇよ…ww
17才の女子高生が止まる事を知らない邦画。 本年度ベスト!!
主役の女子高生、瑠璃(るー)が全身全霊で駆け抜ける作品って感じ(笑)
ストーリーはいまひとつ(笑)
消化不良感があるのは否めないけどるーの青春を表現していた感じ。
るーを演じた池田朱那さんの一人舞台の作品って印象。
何事にも一直線に突き進む感じにるーの情熱を感じる。
学校の先生に惚れてしまったるー。
告白するシーンか熱い。
告白された男子学生に対する言葉も熱い。
ニワトリを屠殺するシーン。
家畜が子供を生むシーン。
命の大切さを学べる社会見学的な要素もあって新鮮な感じの作品。
池田朱那さんの今後に注目したくなりました( ´∀`)
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