離ればなれになってものレビュー・感想・評価
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青春の思い出話
展開がとても早いけど感動
出逢いと別れをくり返しながら、自由奔放に 生きた男女の人生が織り成す作品。
ダメ人間は愛おしい。でも行き過ぎはNG
なんでこんなに心が揺さぶられるんだろう?
言葉で言い尽くせない思い
こういう映画があるからイタリア映画から離れられない。有名映画のオマージュがあったり、世代を越えての繰り返しがあったり、いい言葉の引用があったり。みんな基本的に貧しくて親の面倒見たりなかなか職につけないというのはリアルだった。80年代とそれ以降の世界を揺るがした様々な事件が映りその時の気持ちを思いだした。
音楽もよかったし、服装やヘアメイクなどの外見でその時々の状態や様子がよくわかるのがせつないけれど良かった。子どもや大事な友達に「好きだよ」(Ti voglio bene.)としょっちゅう言えるイタリア語が羨ましい。家族にとってお誕生日とクリスマスは大事、大晦日は皆と大騒ぎする、会えなくても親や子どもとまめに電話で話す、生まれ故郷は大事、ヨーロッパってそんな感じがする。一方で親子きょうだい親戚と確執があったりするのは普遍的だとも思う。ただ日本人は他人に対してかなり冷たいかなあとは思う。「よそ様にご迷惑かけてはいけません」精神?
ピエルフランチェスコが青年役を演じるのはちょっと無理じゃない?と思ったが一応杞憂に終わった。よかったね!
古典的でしたが
恋愛映画ではあるが……
イタリア映画のよいところがぎゅっと。
映画は時代を映し出すもの!
人生色々〰️🎵by島倉千代子
見てよかった😆
何かしてしまって会えなくなったり、何かされて会いたくなかったりする人がもしいたら一度この映画を観て欲しい。私は若気の至りで、会いづらい人がいる、いい歳をした時に起こしてしまったことで会いづらい人もいる。反して何かされて会いたくない人もいる。エンディングのような、そんな日が訪れたらきっと幸福だろうな。エンドロールが始まり明るくなったあとも、とても幸福な気持ちに満たされていた。しこりを残しながら生きていくより無い方が生きていてきっと楽しい。実際そうなろうと思い行動を起こすことはなかなかしんどい。しんどいと思わず行動に移せられる自分があって、この映画のエンディングのような結末を自分が迎えられたなら幸せだろうなと思わせてくれた映画でした。
なんだかんだで、人生、そんなに悪くないかも。
嬉しいのに泣ける
ドラマティックな恋愛話か、感動的なものかと思っていたが、いい意味で裏切られた。
修羅場や喧嘩するシーンはあれど、3人のバランスがとてもよく、すぐポップな感じになり、重くさせない。
そして、踊っているような音楽とカメラワークがなんとも心地いい。
その、回るカメラワークのように時代が巡り、まさに運命の歯車と言わんばかりにそれぞれの人生が噛み合い、ズレたりとを繰り返していく。
老いていくメイクだけではわかりにくい時の流れを、時代背景や、子供の成長によって表現することで、場面的には一瞬のながれも、鑑賞者も長年経過した感覚を共有できる。
その時間が凝縮され、最後は嬉しいのに泣ける映画にまとまっている。
ヒロインがすぐ老けてしまって残念だったけれど、同じ俳優で演じることが大事なので結果的にはよかった笑
イタリアっぽさ、俳優、音楽、脚本、全てがハマった映画でした。
2023年劇場鑑賞9本目
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