「心を熱くしてくれるものに!」離ればなれになっても Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
心を熱くしてくれるものに!
2022年大晦日、娘と花火を観ているジュリオが1982年ローマで暮らす16歳の腐れ縁の始まりを振り返る体で現在までをみせていくストーリー。
ノッポのパオロと腐れ整備士の息子ジュリオ、そして暴動の中知り合ったイキノビのリッカルドと、パオロの彼女の宝石ジェンマが、息詰まる日々からの解放を夢見つつ連んだ青春から、離れて再会したり、揉めたりすれ違ったり…。
中年以上限定のザ・あるある友情物語というところですかね。
そういえば顔をあわせる機会はだいぶ減ったけれど、自分も今でも一番仲が良いといえる友人達は16~17歳の頃に繋がった腐れ縁達です。
日本人とイタリア人の気質の違いもあるだろうし、イコールとはいかないまでも、なんとなく近いエピソードは自分らの周りでもあったかな…そしてこんなに拗れちゃいないけれど、これぞ腐れ縁!と心境が良くわかる。
パオロの良い人+真っ直ぐ過ぎたが故の哀しさと、優しさありきの関係という感じかな?
涙する様な作品ではないけれど、温かく生々しくとても面白かった。
そういえば登場人物がカメラに話しかけるナレーション描写が時々あって、最初はちょっと嫌な表現だと思ったけれど、陰鬱な感じにならない為の演出だったのかなと途中からは気にならなくなった。
今作で2022年ラストの劇場観賞610本目、なかなか良い締めだった。
映画は映画館で見たい!になってしまいました。ここで、Bacchusさん、そして色んな方のレビューを読んで刺激され励まされ教えて頂いて面白い!こういった映画関連の場所は他にもあると思いますがここが楽しいです、面倒くさがりだからかもしれません。
長々とすみません。Bacchusさんはパチーノがお酢きりなんですよね。私も好きです。ただ外見がどんどん変わるのでちょっと戸惑うました。何歳になっても演技している人は男女ともに素敵だと思います
Bacchusさん、こんばんは。600超えおめでとうございます。私も嬉しいです。辛口Bacchusさんが、ゴッドイーターファーザーに5点つけてくださったらもう私は幸せです。なんでか急にこの映画に惹かれ物凄い頻度で見て映画館で見る機会も与えられ、コッポラ30代前半でこういう映画作ってすごいと思いました。それからプーゾの原作読んだらそれはまたもっと凄くて感動しました
これが今年最後ということは、
大晦日31日は映画館へは行かない日。
つまり、〝休鑑日〝⁈〝休観日〟⁈
ということになりますね🤗
今年も色々と勉強させていただき、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。