ジャスティス・ブロンド

この映画に限ったことでは無いが、
好みでない音楽シーンを延々と聴かせたれるのは、拷問に等しい。
動画配信だったので、歌シーンは跳ばすことができたが、
そうでなければ、途中で視聴を中止した事だろう。

さて、本映画はミーハーで軽薄な女友達が性犯罪で殺され、
その復讐劇というよくあるストーリーだが、
フェミニスト色が強い。
例によって復讐者は、煽情的なセクシーブロンドというお決まりパターンだが、服の布地が少ないだけでスタイルは良くない
しかも強いはずのこの女性は肝心なところで弱い。

映画で出てくるインターポールも、お粗末過ぎて話にならない。
悪役は全員頭が悪くて、とても裏側の社会で生き残れるようには思えない。
カメラマンの影が映り込んでいたり撮影全体が素人っぽい上、スピード感が無く
アクションシーンもヒドイ。
評価が比較的良くて観たが、観る価値はない。

なんか、何話もあるドラマに疲れて、観るのに精神を削られるような映画にも疲れて…
もっと単純に勧善懲悪みたいな、悪い奴に復讐していく映画が観たい。
そういう気分の時に観る映画です。