Sin Clockのレビュー・感想・評価
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人生の1発逆転はあるのか
自分が原因でもなく、会社が首になり、転びこんだのはタクシー会社。毎日お客様から空気にされ、ある日乗せたお客さんのエピソードと同期の知識が繋がる。不運な連続な人生で一発逆転を狙えるのか。人生は地味に毎日を生きるか、または、奇跡が起きると信じる毎日かどちらかになります。偶然と偶然な重なり合いで起きる好奇心。どんなに完璧な計画でも、どこで誰が聞いているかはわからない。結果は何になるかもわからない。結果の結果も何が起きるかはわからない。もしかしたら、ラッキーかもしれない。
迷ったけど結局見た 期待値が高くなかったせいか 良い意味で少し裏切...
迷ったけど結局見た
期待値が高くなかったせいか
良い意味で少し裏切られた
4寄りの3.5
タクシードライバーの憂鬱
それぞれ過去に問題を抱え、なりたくもないタクシードライバーになった三人が大物政治家の高額な絵画盗み、、的なお話。
窪塚洋介の大人の色気は健在でした。監督も今回長編デビュー作だそうですが、三人が追い詰められていくぞわぞわ感がとてもよかったです。
チョコプラ長田さん、いいですね。このまま俳優の仕事も増えそうな感じ。
ラストの解説パートが蛇足感あるなと思っていたけれどそのまた先があるのね。めっちゃ好みのラストでした。
余白の無い90分でさくっと楽しめる
俳優陣の演技は良く、窪塚さんはどのシーンを切り取っても格好がついていた。
一方で全ての展開をどんなに短くともしっかりとシーンを描く作品で、ものすごい数のシーンがあった。
キーとなるシーン、そうで無いシーンに優劣は無く、少し説明的にも感じた。観る人が想像をする余白がほとんどない作品だったと感じてしまった。
ただ90分程度の時間で気軽に楽しむ作品としては良いのではと思った。
なにより、GEZANのエンディング曲はカッコよかった。
序盤は濃厚な展開なのだけど、後半が紙芝居で巻き巻きモード…。
今年47本目(合計699本目/今月(2023年2月度)13本目)。
ということで、呪呪呪と5分違いでこちらの映画。
テーマとして「時の同時性」(偶然性)というものがすべてにおいて流れています。タイトル名の sin は(文学的な意味での)「罪」という意味ですが(crimeより硬い語)、おそらく synchrony (時の同時性) などとかけているのでは…と思います。
この通り、「何らかの理由で偶然に同じ事象にあった3人の主人公」がテーマで(この映画の主人公を1人に決めるのは無理?)、この3人のそれぞれの生い立ちや、その結束までは丁寧に描かれるものの、問題はそこからで、その「問題を解決する」(換言すれば、何か事件を起こす)、その後半の要は「お楽しみ部分」になると一気に巻き巻きモードになっていて(この映画は100分ない映画)、やや何を言いたいのだろう…というところが疑問点として大きく残ってしまいます。
もちろん何の理由もなく180分(インド映画級)も困りますが、「100分未満ではやや説明不足かなぁ」という点はどうしても否めません。ただ、趣旨は理解できるし、監督の方も長編では本作がデビューであり(公式サイト参照。なお、そのような事情なのに大手映画館でやっていたので、一定の評価は受けているのだと思います)、ある程度傷があっても仕方がないかな、という気がします。
こうした細かい点は気になるものの、今週はバビロン(180分級)やバンバン(インド映画。180分級らしい?)など3時間級が2つもあるという特異な週で、120分(2時間)きらずにさくっと見たいというならおすすめです。日本映画なので、理解につまづくところはないからです。
採点に関しては以下の通りです。
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(減点0.3/趣旨を理解するのが後半困難)
・ 多くの方が書かれている通り、100分を切る形で作品にまとめた点は理解できるものの、前半の濃厚な登場人物の描写と比べると後半は監督さんが入れ替わっているの?というくらいに巻き巻き展開になっていて、ここの部分はどうしても指摘対象になってしまう、と思います。といっても、一応最低限の展開描写はあるし、一応理解は可能です。
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(減点なし/参考/車両運転における警察のいわゆる「違反きっぷ」について)
・ 速度違反等も明確な罰則規定がありますが、車社会の日本ではそれをすべて裁判にかけるというのは実質的に無理があります。
そのため、赤切符などがきられた場合、任意に指定された金額を支払えば起訴はされない、という仕組みが取られています(特殊な扱い。国民に浸透しすぎてすべて検挙するのは無理)。
したがって、これによって任意に金額を支払うと、そのあとにその警察(警官)の処分が無効だとして取消訴訟で争えないというのが日本の判例の立場です(このように大量に行われるものを簡易迅速に対応しているのに、任意に金額を払った後、さらに取消訴訟等(行政事件訴訟法)で争うというのは、刑事訴訟と行政訴訟が両方交差してしまうため、裁判の進行の想定するところではない、というもの)。
では警察(警官)の処分に不満がある場合、「放置して起訴されたら、そこ(刑事裁判)で自身の無罪を争う」ということになります(同判例)。
※ したがって、「任意に」支払っているに過ぎない、ということに注意です(ただ、実際問題そうしないと、地方裁判所はパンク状態になるため、多くの国民がそうしているにすぎない、ということです)。
B級感
ストーリーも演出も全てB級感が凄い。
失笑してしまうシーンも。
テレビドラマよりも、Vシネマ感が凄い。
設定もありえないし、ご都合主義も気になる。
ハラハラしないし。
窪塚洋介は相変わらずかっこいいし色気がすごい。
主演が久しぶりらしいけど、何度か映画出てましたよね。たど、窪塚洋介も無駄遣いっぽい。
天網恢恢疎にして漏らさず
まあまあ楽しめたけど、相当リアリティラインを下げないとキツイね。
気になるところは、いっぱいあります。
①大物国会議員は、タクシーを使いません。専用車があります。
②高額美術品は、よほどのことがない限り、保税倉庫の中。裏金として使う場合は、東山魁夷などの日本画ですよね。
③覚醒剤の代金が足りないからといって、半殺しないよね。大事なお客様だもの。利子をつけて回収しましょう。
④誕生日が同じくらいの偶然で、成功確率ほぼ0のヤバイ計画に行きますか?
結局のところ、悪事はしちゃいけません。ってことかな。
天網恢恢疎にして漏らさず
タクシードライバーを題材にしたスリル感が高めな邦画。 本年度ベスト級。
予告編が面白そうだったので鑑賞したけど後半のどんでん返しは予想も出来ず完敗(笑) お見事でした!
ある理由で前職を辞めタクシードライバーとして働く3人と、タクシーの整備士を加えた4人を中心に進むストーリー。
乗客が忘れた名刺入れから、その乗客が政治家と解り、名刺入れに入っていた他の名刺から、その政治家が幻の高級絵画を所有している事が判明。
3人のタクシードライバーがその絵画を強奪する事を計画する展開。
全てのシーンのカットがかなり短い。シーンの切り替わりも何だかスムーズではない不思議な展開。
紙芝居を観ている感じで、ちょっとしたストレス発生。
これに加え効果音の音量が大きくセリフが聞き取れないシーンも散見したけど不満はありません。
絵画を強奪する綿密な計画が面白い。
絵画に関連する人物達と接触する緊張感がハンパ無し。
元自衛隊員の綿密な計画。
元教師の記憶力の良さ。
これらを駆使して強奪する展開は引き込まれた。
そして終盤のどんでん返しに加えたオチがお見事。
タクシードライバーの方の日頃の大変さが解った気がします( ´∀`)
普通の人の窪塚洋介初めて見たかも
2023年劇場鑑賞31本目。
冒頭いかにもな組織の奴らの中に窪塚洋介がいたのが幻だったかと思うくらい普通に窪塚洋介がタクシーの運転手をやっていて、いつもの狂気はどこいったという感じで進んでいくんですが、舞いあがれであきら兄ちゃんを演じている葵揚が今回の狂気担当をしています。センター歩いちゃってるし。
ラストハッピーエンドかバッドエンドか、ネタバレ防止で書けないのですが油断していたら逆の印象で観終わっちゃった人いると思うなぁ。ちょっと分かりにくいかも知れないので最後すべてのセリフを聞き逃さないように。
犯罪ものは好きではないのですが、相手が相手だけにそれほど嫌悪感なく観ることができました。途中の窪塚洋介は完全に自業自得だと思いますが。
雰囲気は良い小作品。ただ後半すっ飛ばし感が強い❗️眠った😪ワシも悪い❗️
背景はわかった。
人生大変だよなぁ、どんな仕事でも
タクシーだって、バブルの時期でないから
水揚げ揚げるの大変はわかる
政治家がクソなのは岸田くんの馬・息子見てればわかる。
夜の漆黒、スモーキーかつダーティーの
【ノワール映画、さっきネット検索で意味知った】
の雰囲気は良い。
前半は丹念だ描写が
だが肝心の犯行計画+半グレ+闇ブローカー+警察
がなんか粗い【すっ飛ばし】感が強い
実を言うと正味10分ぐらい寝たら、ストーリー全くわからなくなってたよ😪
ただ、最後の理屈と言い
無理くり感は感じたよ
映画前半快調、後半すっ飛ばしで粗い印象
明るくなって、近くの女性観客
【もう少し面白くないとなぁ】が全てのような・・・
賛否両論でしょうがノワール的な雰囲気は良いです。
ただ、途中眠ると、絵画🖼強奪だが、現金強奪の話が見えなくなるので要注意。
理屈ではなく雰囲気の小作品。
誰か簡単にネタバレ 政治家→絵画の流れ、犯行計画車3台までの流れ、コメントで教えてください【嘆願、懇願】
久々に話の一番肝要なところで睡眠10分、トイレ行って5分ロスしてしまったよ。
だが多分、本質的なところは合ってると思う【起承転結の「転」でロスしてしまったです】以降デレートできません。すみません。
前半は丹念だ。描写が
だが肝心の反抗計画+半グレ、闇ブローカー
15分くらい寝て
333
会社を首になりタクシー運転手になった男が、同時期にタクシー会社に入った3人で組んで絵画を盗む話。
3に纏わる共通点を持った3人が乗客の政治家が口にした最低でも数十億と言われる絵を巡り、盗み出す計画を立てて行くけれど…。
海老マヨプロローグから、タクシー会社の研修と始まって、タクシー会社内の面々を見せたり、過去を見せたり、金に困る経緯を見せたりとそこそこ丁寧な序盤。
しかしながら、本題に入ってからは内容はわかるけれど、ところどころ話しがスキップした様な感じ。
それでも結構面白かったんだけどね、最後の最後であまりにも慌ただしく終了。
金と絵以外はみんな置き去りな感じで、個人的にはドラマ部分に納得感が足りな過ぎた。
スポーツゲーム映画
いや、久方ぶりの凄い、何が凄いかは自分も説明不可、映画を観ました。オープニングからエンド迄、真剣勝負、先行き不明、勿論結末不明。とにかく、役者さん、主も脇も、スクリーンに映っている人皆、凄い。何が凄いて、皆、素人、一般人に見えたですから。サンダカン8番娼館の田中絹代の様に。
まあまあ
今週公開する映画の本命はきっとバビロンなんでしょうが、自分には合わなそうなので、今回はこの映画を見ることにしました。
この映画のジャンルとしてはサスペンスノワールなんですが、派手な殺し合いや思わず目を背けたくなるようなシーンは思ったよりも少な目でした。どちらかと言えばストーリー重視の作品。
私は鈍い人間なので結末は全く想像できませんでした。
毎回シーンごとにフェードでブラックアウトするのはちょっとしつこい感じがしました。
もうちょっと昔の尖った窪塚が見れれば良かったかな。
この映画で一番尖っていたのはJin Doggでした。
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