「シンジの暴走」Sin Clock Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)
シンジの暴走
本作は、シンクロのようなタイトルのシン・クロックです。
主人公の名前はシンジで、パイロットではなくてドライバーです。庵野秀明監督作品ではありません。
窪塚洋介さんが演じる印象深いキャラクターと言えば『ピンポン』(2002年)のペコ。「"さん"、くれろ」が口癖でした。
本作は、"さん"違いですが3と3の倍数が沢山の世界でシンジを演じています。
前半、シンジは我慢します。
世の中の裏表を描いていて興味深いです。フィボナッチ数列について言及する場面もあり知的だと思いました。
後半、3つながりの仲間達と一緒に人生を賭けて危険な挑戦をします。
ラスト、カーラジオから聞こえるニュースに驚きました。
考察したくなります。
窪塚洋介さんが魅力的で、何回観てもいいと思えるノワール映画でした。
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