ガール・ピクチャーのレビュー・感想・評価
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悩む姿が眩しくて愛おしい
少女たちがワイワイキャッキャしながらも悩み成長する物語が魅力的なのは万国共通。この手の映画の最近の傾向としてはそこにLGBTQが絡みがちだということ。夢や目標、家族、友情、そしてセックス。10代の女性が悩む姿はやはり眩しくて愛おしい。クラブで踊り、抱き合い、キスする序盤のシーンはそんな10代の眩しさが存分に表現された印象深いシーンだ。このシーンもそうだが流れる音楽がまたいい。The 1975をイメージする曲もあったり、全体的に北欧らしいポップスが心地よかった。
夢を追い求めることに疲れてしまったり、母親との関係が微妙だったり、自分は誰も愛せないんじゃないかと悩んだり。彼女たちの悩みは解決したとは言えないが、よかったなと思えるラストで安心した。
どうでもいいことだが、フィンランドでも枝豆は「エダマメ」と呼ぶことに驚いた。しかもそのシーンでは焼鳥みたいの食べてたし。
フィンランド産 青春映画
ミンミは人間としてとても可愛いと思う。最近のフィンランド映画は面白い。
①ロンコは自分が女性として恋愛体質ではないのかも、という不安の反動か、がっつきすぎるし、男子の前で直ぐにセックス絡みの話をしてしまうのがイタい。そんなことされると引いてしまうがな。
快感を味わいたかったら自分からリードしたら良いというミンミのアドバイス通りにしたら萎えられてしまうし。でも最後吹っ切れたようで良かった。
②エマは、ミンミへの愛によって、とか、ミンミの愛に支えられて、とか、クサくなりがちな方に流れず、自分の力でトリプル・ルッツを決めるのが良い。
リンクで滑る姿も勿論美しいが、初めてミンミに滑る振り付けを赤い光の中で説明しながらポーズをとるシーンが何とも美しく優雅。ミンミが好きになるのも分かろうというもの。
③現代のティーンエイジャーの女の子はこんな感じかというのと同時に、女の子はいつの時代も変わらないな、という感慨も受ける(お前に女の子の何が分かる、と言われれば、そうなんだけど)
④ラスト、スムージーの店はクビになったんだね(そら、なるわな)。
働け、跳べ、乙女たちよ。未来は貴女たちのもの。
もうムーミンマグは使えない
三者三様にチャーミング。
男子を前にするとついヘンな事を言ってしまうロンコの果敢な挑戦。
あえて眉を描いていない?ミンミのクールで傷つきやすい眼差し、そしてエマとの出会い。
若いって、やり直せるということね。
年齢も性別も関係ない。
この気持ちを忘れない。
スムージーのネーミングも楽しかった。
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