「「お姉さん」とお呼び」パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女 bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
「お姉さん」とお呼び
「パラサイト」以来のパク・ソダムです。そっけない顔してるけど、なんか可愛いし若く見えるのに、「おばさん」って呼び続けるってのもアレだよなぁ。お姉さんじゃ無いんだw
取りあえずは「ベイビー・ドライバー」で幕開けです。その後「LEON」の流れに乗って、「キッド・ナップもの」の流儀に従い、また「LEON」に戻ると。こう言っちゃなんですが、久しぶりに韓国映画らしい韓国映画を見た気分。なんでだろ、なんでだろって考えてたんですが。思い浮かぶ理由は、ただ一つ。韓国映画全般が、「過剰広告」「誇大評価」続きだったって事かと。「ちょっと難はあるけど十分に面白い」ってのが基本的な立ち位置だった時代から、「韓国映画は面白い」になり。そこまでは良いとしても、「韓国映画は本当に良い・本当に面白い」の高評価だらけになってるって、ちょっと待てよオイ、って言いたくなります。韓国映画の上映本数が増えて、欧州モノが減ったり、台湾が壊滅状態になったり、邦画のB級が減ったりと。個人的には弊害の方が大きいと感じてたので、そのあたりから、ちょっと韓国映画イヤやなぁ、になってて。
今回は、バカみたいな高評価もゴリ押しも無く、と言うか、それは同時期上映の別作品に集中してる様なので、フラットな気分で見れたのが良かったんかも知れません。
伏線回収は、たった一つのみにございます。このシンプルさも良かったです。
ゆっくりと海中に沈んでいく「おばさん」。よりも、更にゆっくりと沈んでいくキーホルダーには、ピッキング道具と、ソウォンが付けてくれたマスコット。マスコットの浮力のお陰で、重いはずのピッキング道具が速く海底に没する事が無かったと言う。
パク・ソダムがスーパー・ウーマン過ぎるってのはあるけれど、今、スーパー女子主役のアクションものは世界中で押せ押せの勢いなんで、違和感もありませんでした。
面白かった。
結構。
韓国映画はスーパーB級なので
勘弁してあげて下さいませ(^◇^;)
いや〜「感染半島」もあれでしたが
面白けりゃ物理法則、科学無視でも
良いんだよって突き抜けた姿勢が
ある意味、清々しくて○(まる)。
観た瞬間、そりゃないでしょって
ツッコミつつ笑ってます。^ ^
嘘を本物らしく見せる技において
日本は負けてるかなと思うので、
変な感じですが、
ちょっと悔しいです。f^_^;
でも楽しませていただきました!