劇場公開日 2023年1月20日

  • 予告編を見る

「K国版トランスポーターを目指したのかな」パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女 シゲさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0K国版トランスポーターを目指したのかな

2023年1月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

原題はハングルなのでよく分かりませんが英題"Special Delivery"。
冒頭のカーチェイスで早速邦題の「パーフェクト〜」に齟齬あり。
全然パーフェクトじゃないヘボいコーナリング。撮り直せよな。
主演女優もK国映画の特徴である整形超絶美女ではなくごく普通の人。
さて、なんでも運びますの「特送」の次の仕事は犯罪の匂いプンプン。
父親と息子を運ぶ筈が息子だけが約束の場所にやって来た。
人嫌いっぽい主人公だが逃走の過程で子供がバディ役になる
方向性が見えてくる。敵役も警察が絡んでいる定番の奴。
そして全世界共通の子供が絡むと必ず起こる足手まといの法則。
ほぼテンプレ通りのストーリーなのでドキドキハラハラとは無縁です。
そしてこの映画一番の謎は主人公の車に先進国のK国が誇る
世界的自動車メーカー(笑)であるヒュンデが使われていなかった事。
やはり性能、耐久性に問題ありですか。
それと副題の成功率100%は被害甚大ですが成功したと言えるのか。
悪くはないけれどカースタントは本家「トランスポーター」には
及ばずといった所。
ところで入場者特典のポストカードに昭和の香りがするのはなんで?

シゲ