劇場公開日 2023年3月18日

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「髙石あかり『私(ヒロイン)やるから!』」Single8 サスペンス西島さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5髙石あかり『私(ヒロイン)やるから!』

2024年1月26日
iPhoneアプリから投稿

2023年劇場鑑賞23本目 傑作 77点

銀平町シネマブルースに続き、2023年映画系ミニシアター邦画の傑作の一つ

今作は一時期☆4.3ととても好評価で、ベイビーわるきゅーれの髙石あかりを高校生ヒロインに添えて男子高校生3人が文化祭に映画製作する内容

出演者の格好が古いのもそうだし、8ミリフィルムが荒いとかは勿論そうなんだけど、何気ない先生との会話のシーンや教室で文化祭の出し物を決めている時の絵が、上手く言えないけどそれも古い映像に見えるというか、擬音で言うと荒いのがザラザラなら、それはサーーって感じ、笑 映画中映画でちゃんとアングルとか撮り方に工夫を感じた

ストーリーは、特別なことは何も起こらないし、見る前から何も予想の変化は無いけれど、充実感と少しの羨ましさが突き刺さる

男子校生3人とカメラ屋の一人、クラスのいじめっ子?の5人のルックスとその人感じる色味が絶妙にマッチしてハマっていたし、なんといっても髙石あかりちゃんが拳銃持ってアクションするヘタレキャラ以外で、純粋な高嶺の花役が観たかったのでそれだけで見て良かった

個人的にはヒロインと色恋いならずに、最後も上映に来ないで他の人が好でしたみたいな終わりが、男子校生3人の青春として締まりが宜しく屋上で次の映画とるぞみたいな吹っ切れは最高に淡い、大好きです

是非

サスペンス西島