絶好調のレビュー・感想・評価
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【”絶不調!!”君はソロキャンプには向いていないね!才人、ピエール・エテックスのコミカル映画の小品。】
■青年(ピエール・エテックス)は、田舎にキャンプに行く。そして、気に入った場所にテントを立てるが、警官から管理の行き届いたキャンプ場に行くよう言われてしまう。だが、そこは有刺鉄線で囲われた、まるで強制収容所のような場所だった。
◆感想
・最近、少しづつピエール・エテックス作品を鑑賞しているが、明らかに初期のチャップリンや、バスターキートンの影響を受けたと思われる作品の作りが好みである。
・今作は、先日観た「健康でさえあれば」の1篇として、製作されたそうだが最終的には、外された作品だそうである。
<ピエール・エテックス作品を数作観たのだが、何故に彼はチャップリンや、バスターキートンのように、後世に名を残せなかったのかなあ。
先輩たちが、偉大過ぎるからかなあ・・。>
ソロでキャンプを満喫しに出かけた紳士。 警官に場所を誘導され、キャ...
ソロでキャンプを満喫しに出かけた紳士。
警官に場所を誘導され、キャンプを許可された場所は、まるで収容所のようなところ。
滑稽なような、理不尽なような、
やっぱりこの監督らしい作風でした。
キャンプ場でのキャンプはキャンプなのか問題。
「健康でさえあれば」と併映されてました。
キャンプの話だけど都市生活者パロディになってて面白かった。
キャンプなんかしたこと無いけど憧れはある。でも「キャンプ場」って物に少々抵抗が私あるんです。
私が思うそれが本作のテーマになってると思う。
コレは、もうちょい長めで観たかったかな…
気ままなキャンプをしていた主人公が、同じcampはcampでも強制収容所のような野営地へ行くよう警官(国家権力)に命じられ…
これだけでも相当に猛毒で強烈なギャグ。
まるでチャップリンみたいな不条理な展開ではあるが、本当は、もっと風刺を効かせたギャグを目一杯に「これでもか!」と入れたかったのでは?
10分程度の短編では、ちょい物足りなかったので、倍の20分ほどにした方が面白くなった気もするが、60年代では、まだまだアウシュビッツなどの記憶は生々しかったか。特にフランスでは。
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