非常宣言のレビュー・感想・評価
全85件中、1~20件目を表示
回転セットを使った事故シーンは圧巻。脚本には難あり
未知のウイルスを使ったバイオテロの標的になる旅客機に娘と一緒に乗ってしまった元パイロットを演じるイ・ビョンホンと、やはり妻が当該機に乗ってしまい地上で事件解決のため奔走するベテラン刑事役のソン・ガンホ、韓国の2大スターの競演を謳っているのだが、イ・ビョンホンは機内、ソン・ガンホは地上と別々のシークエンスに出演しているのが9割以上。ラスト近くに空港で“対面”する短いシーンがあるが、2人のスケジュールが合わなかったのか、切り返しショットがボディダブルを使った別撮りのように見えた。
事故シーンの撮影のため、回転する装置の中に実機の胴体部分を組み込むなどの工夫をしたようで、旅客機がコントロールを失って急降下するシーンでは乗客が吹き飛んで窓や天井に打ちつけられる様子がリアルに描かれ、思わず息を飲む。地上で重要参考人を追跡する警察車両が事故を起こした際の車内シーンも同様の撮影方法だろう。
脚本には難点もいくつか。まず、韓国・仁川発ホノルル行きの途上でバイオテロが発生して、緊急着陸を最初に打診する空港が、ホノルルよりもはるかに遠いサンフランシスコなのはなぜか。太平洋上の航路から距離が近いのはまず日本、次いでロシア、中国だろうし、米国の空港を選ぶにしても飛び地であるアラスカのアンカレッジの方がまだ近い。おそらく、日本領空での緊迫シーンを中盤以降で見せるため、先に米国の空港に拒否されるというプロットを入れたかったのだろう。
日本政府が要請を拒み自衛隊機に威嚇射撃までさせて着陸を阻止するという流れも、そもそも自衛隊が専守防衛の大原則に縛られていることに加え、国際的な非難を浴びるのが明らかな対応を断行できるほど本邦のトップには決断力がないことも考え合わせると、この非現実的なシナリオにため息が出てしまう。3カ国の元首が乗り合わせた原潜がクーデターで乗っ取られる韓国映画「スティール・レイン」もそうだったが、日本の自衛隊を敵役として安直に使いすぎではないか。エンタメ作品とはいえ、この種の偏った慣行が分断と憎悪をじわじわと煽っていくのではないかと危惧する。
ファーストクラスとエコノミーの乗客同士の諍いも、格差社会の縮図として描いているのだろうが、浅薄にストーリーにまぶされているだけで深い洞察が感じられず、うやむやなまま大部分の乗客が助かってよかったねという結末になっている。ウイルス感染を扱ったタイムリーさ、いくつかの見所はあるが、総じて大味のエンタメに留まった印象だ。
アクション大作。でも反日?
韓国、日本、そして太平洋の空の上、また直接登場はしないがアメリカを舞台に、高度数千メートルの飛行機という閉鎖空間でばら撒かれたウイルスによって人々が極限状態に追い込まれる物語は、いずれ我々に起こり得るかもしれない背筋の凍るストーリーラインだった。
これらの点は全てにおいて高評価できる映画で十分楽しめる作品だったが、ただ一つ引っかかる点がある。
もちろん舞台は韓国、アメリカは直接登場しない。だが、成田空港に着陸しようとするシーンでは自衛隊航空機を登場させ威嚇射撃、日本政府は「ウイルスが変異している可能性があり、KI-501便の着陸は認められない」と声明を発表。もちろん現実ならば当たり前だが、意図的に日本が登場するシーンを長くし、悪役に見立てている気がする。イ・ビョンホンのセリフにも「なぜ日本はあんなに反抗したんだ?」というものがあったり、他の登場人物も『なぜ日本はこれほどまでに拒否したんだ』みたいな雰囲気を醸し出していた。アメリカにはほとんど言及せず、日本だけを追及するというのは、反日的な演出にしか見えない。
以上の理由により、「名作とは言えるが、反日的要素と思われる部分がある」という評価で、☆3.5とした。
この引き込まれようはなかなかだ
レンタル110
評判がよかったので観たいリストに入れていた
夏休みキャンペーン価格で波紋とカップリング
たまに観る韓国映画
ストーリーはシンプルで分かり易く
深みはないがこの引き込まれようはなかなかだ
オラの常識の1.2倍くらいのテンポで進行するので全く退屈しない
ソンガンホとかイビョンホンとか名優の競演も贅沢
おそらく女優も有名どころなのだろう
航空パニックに今日的なウイルス禍を掛け合わせて
同盟国どうしの非常時の対応が絶妙に織り込まれている
優れたエンターテインメント映画だ
次は別れる決心だな
面白かった!と非常宣言。自衛隊機の対応が緊迫感を増したかな。
3連休初日にセントレア空港で、航空機爆発物情報にて
緊急着陸が早朝にあったもんだから、
妙にこの映画がリアルに感じてしまったのは
私だけでは無かった様だと思う。
今日は、「非常宣言」を観たんだわさ~
上映シアタ-は小さめの劇場だったけど
ほぼ満席だったっすよん。
やっぱ事件の事があったんで、ちょっとこの映画
タイミング悪かったかなとは思ったけども。
偶然だけど逆に話にリアル感を増したかもですね。
非常に緊迫した中、十分楽しめました。
あっという間の141分でしたね。
至って話はシンプル。
韓国の製薬会社内で或るウィルス研究してたら
漏れちゃって、漏れたのは故意だろと責任取らされて
辞職して精神オカシクなった奴が犯人(単独犯)。
兎に角、人を大勢巻き混んで死にたいらしい。
よって大勢が行くハワイ便にウィルス持ち込んで
機内で撒いてやるっていうテロの話。
如何にしてこれと対峙するのかが
今作品のテーマでしょうかね。
良かった点:
・やっぱウィルスかかっても ゾンビ化しなかった点かな。
ゾンビ化したら冷めちゃうし、リアルさ無くなるからね。
徐々に体がダメになって死ぬとしたのは良かったかな。
・俳優陣がガッチリと手を組んでやってるとこかな。
全体的にバランスよく配役と演出が出来てたと思います。
韓国俳優陣の総力の結集を感じましたわ。
・ハワイ(アメリカ着陸)を諦めてリタ-ンして来て
燃料が尽きる中、何といっても日本の成田空港に
着陸させようとした場面でしょうかねぇ。
自衛隊機を何機も発進させて、着陸阻止と
威嚇射撃には 流石に呆気にとられましたわ。
ココは何故かメッチャ緊迫感を感じたかな。
・そして最後 韓国空港へ着陸を目指す訳だが、
何処に?世論は?無事にランディング出来るのかどうか・・・
ココはやっぱり 二転三転してて楽しめた感じです。
状況が良く似てたコロナ初期の頃に、
日本に接岸した豪華客船を思い出しましたね。
何故かラストカットが、チョン・ドヨンさんアップで
何でアンタが全部良いとこ持っていくのよ~とは思いましたが。
ゴジラ倒したのは私よ~的な絵なのでしょうかw
中々、無茶も有ったり、抗ウィルス薬がそんな
都合良く実験結果出るかい・・・ってのも有りましたが
総じて良い流れ展開だったと感じます。
興味ある方は 是非劇場へGO!!
3.3少し詰め込み過ぎ感
全体的に緊迫感があり、飛行機のシーンはドキドキした
しかしながら、見せたい要素が多すぎて間延びしてるような気がした。
ウィルスを発端とした着陸拒否、着陸拒否のデモのシーンはなかなか挑戦的な表現だったと思うが、いろいろな要素がぼやけてしまいいきなり感に感じた部分もあった。
最後もスッキリしない感じで、うーん。もうちょっとっという感じでした。
まさに手に汗握る映画
現実的に考えたらツッコミどころは色々あると思う。
しかし、ストーリーの展開や見せ方はとても良かったと思う。
冒頭からの不穏な感じ。
飛行機内の空気悪そうな見せ方。
特にスマホの光を使ったシーンは上手いなと思った。
着陸を拒否され、被害者の家族がバスから降りてスマホを見ているシーン。
俯瞰で撮った映像には暗い夜の中、家族を心配する人のスマホの光だけがゆらゆら揺れていて印象的。
最後にビデオ通話するスマホ画面もリアルだったから、泣けた。だんだん小さくなってさ、、、もう泣くよ。
その後着陸許可を知らせるシーンでは、家族からの着信により、飛行機の乗客のスマホにポツポツと光が灯る。
個人的に希望の光のように見えて、凄くいい見せ方だと思った。
刑事達が追跡中に交通事故にあうシーンや、飛行機が墜落しそうになったシーンのカメラワークは迫力が凄かった。
成田空港が出てきた時は、日本の対応に興味津々だったが、まさかそんなに威嚇するか??とビックリ。
民間人が乗ってるんだよ??
てか撃墜したらその方がやばいよ。ギリギリを攻めすぎて驚いたよ私。
日本は着陸許可して適切に対応すると思うなぁ。コロナの客船みたいに。実際どうなのかな。
日本の報道シーンでごもっともな理由を言ってたからまぁ納得はしたけど、難しいねぇ。
なんだかんだ韓国に引き返したけど、最初から引き返せば早かった、、、は映画的に面白くないもんね、、、
ハラハラするシーンが盛り沢山だし、希望や落胆の連続。
飽きない展開と映像で映画として見応えがあった。
最後は自己犠牲を選び、人間としての尊厳を考えるさせられた。いやー、なんとか助かって良かった。
でも刑事さん、最後あんなんなっちゃって、、、ショック。
飛行機怖いなぁ。
大きな災いがやってくるとき、人はどう考え、どう行動するか。
吹き替え版で鑑賞。
致死率の高いウィルスに感染した乗客を乗せた飛行機が、
助け求めて、自国の空港にやってくる。
その時、政府は、製薬会社は、警察は、家族は、
そして、乗客はどうするのか。
非常に良く作られた作品だと思いました。
こういう映画では、犯人や動機、奇跡の○○的な内容を題材にしがちだが、
それらを取っ払って、人間の本質をエグるような演出にしているのも凄かった。
自分だったら、どうするんだろう。とか
家族がこうなったら、どうするんだろう。とか
考えてしまうような描写は多くあった。
あと、自衛隊。
こんなに、意地悪ではない、と思った(笑)
犯人役の演技、凄かった。
「もう1回言おうか」の台詞、やばかった。
投稿を終わる。
良い一日を。
大切な人を守るため
まず仁川国際空港に現れる挙動不審な男の描写がとても不気味だ。
男は自ら脇の皮膚にナイフで切り込みを入れ、カプセルのようなものを身体に隠してハワイ行のスカイコリア501便に搭乗する。
かなり序盤から男の正体が警察に把握され、また男が凶悪なウィルスを機内に持ち込み散布するつもりであることも明らかになる。
しかし飛行機が離陸した後では、もはや地上にいる人間には手を打つことが出来ない。
やがて男によって散布されたウィルスにより、乗客と乗務員の中に死者が出てしまう。
そして感染は瞬く間に拡がり、機内はパニック状態になっていく。
物語がどのように展開していくか気になったが、このジンソクという犯人の男も自ら撒いたウィルスによって呆気なく死んでしまう。
世間に対する強烈な悪意を残したまま。
ウィルスによって亡くなってしまった機長に代わり、副操縦士が緊急着陸をすべくサンフランシスコへと進路を取る。
しかし着陸を目前にしてスカイコリア501は受け入れを拒否されてしまう。
さらに彼らは成田空港でも受け入れを拒否されてしまう。
どうしても乗客や乗務員の目線で観てしまうが、もし彼らを受け入れれば感染が拡大してしまう恐れがあるために、この映画の中でのアメリカや日本の措置が非道であると責めることも出来ない。
この映画の中でまず問われるのは、大勢の人間を救うために少数の人間を犠牲にしても良いのかということだ。
分断は機内でも感染者と非感染者の間で行われてしまう。
しかし最終的には搭乗する全員がウィルスに感染してしまうのだ。
確かに自分だけは助かりたいという気持ちは理解出来る。
自分だって非常時になればどんな感情が沸き起こるか分からない。
ソウルでスカイコリア501の受け入れを反対するデモ隊と警察が衝突する場面が印象的だった。
もし自分が感染者側だったら、もしくは地上にいる側の人間だったらと色々と考えさせられた。
しかしやはり人は最後まで人を思いやる気持ちを忘れてはいけないのだと思った。
そしてそれは助かりたいと願う感染者たちも同じことなのだ。
もし自分たちが空港に着陸すれば、感染が拡大して多くの犠牲者が出てしまう。
彼らは究極の決断を迫られることになる。
この映画の大きなテーマは大切な人を守るためにどう生きるかということだろうか。
娘のスミンと共に搭乗したジェヒョクは、実はかつて実力のあるパイロットだったのだが、自らの判断によって副操縦士の妻を死なせてしまったという自責の念にかられていた。
それでも彼は恐怖心を克服し、動けなくなった副操縦士の代わりに操縦席に座る。
スカイコリア501に残された妻を助けるために自らウィルスを打ち、抗ウィルス薬の効果を証明しようとしたイノ刑事の勇気にも心を打たれる。
彼の生死をかけた行動によって、スカイコリア501は受け入れを許可される。
他にも危険を顧みず乗客をケアし続けるCAの姿も感動的だった。
いつ飛行機が墜落してもおかしくないスリリングな展開にも終始引き込まれた。
俳優の技量もあり、細かいツッコミどころはあるのだろうが、やはり韓国映画の底力は凄まじいと感心させられた。
何てパワフルなんだ。 さすが韓国映画。 刑事モノとパイロットモノと...
何てパワフルなんだ。
さすが韓国映画。
刑事モノとパイロットモノとバイオテロのパニックモノと国際問題モノと人間心理モノを詰め込んできたじゃないか。
音楽も良かった。
乗客が何回も緊急着陸態勢を取らされるのが気の毒だった。笑
ハリウッドのように馬鹿みたいにお金はかけてないのに、大迫力。
コスパのいい観せ方は凄い。
非常宣言を出しても、あんま効果なくて草。
日本への着陸拒否は、ほんと日本らしかった。
さすがに威嚇射撃はせんやろうけ着陸をした後の日本のコメントは、「我が日本はそう言いそう!」って思いました。
❇️兄貴❗️マジでカッコいいっす。 みんなの命を救ったヒーロー最高です。
非常宣言
🇰🇷韓国
バイオテロで飛行機内にウィルス🦠が撒かれ、パニックになる乗客と妻が乗る飛行機を救出したい刑事、過去に事故を起こしたパイロットなどが奮闘し、飛行機を無事着陸させウィルスに立ち向かう事はできるのか‼️
バイオテロパニックエンタメ群像劇映画!
❇️兄貴❗️マジでカッコいいっす。
みんなの命を救ったヒーロー最高です。
◉91B点。
★彡スゲ〜な韓国映画、飛行機の緊張感や家族そして風刺などしっかり描けていて素晴らしいエンタメになってると思いました。
オススメです!
🌀感想。
1️⃣飛行機離陸の絶妙な揺れや緊張感とジェット機の音の演出がさりげなく上手い!
★彡観ている、こちらも飛行機に乗った感覚を感じれました。
2️⃣ウィルスの恐怖がエゲツない!
★彡感染が早くて怖かった。
3️⃣群像劇としても良い。
★彡パイロット、刑事、犯人、役人などのドラマチック感も良かったなぁ〜
🤮😷👍🕵️👩🏻🔬🧑✈️👨🏻⚖️🧟♂️👨👧🦺🌫️✈️🚨🛫🛬💺🛩️🚧🌃📲⚖️🦠🩺❤️🩹💗💮🆘🛃
🈲ネタバレ保管記憶用(刑事のガンホさん目線大阪弁バージョン)
ワイは刑事をやっているんよ。
あとから聞いた話も含めて概算の説明するわ。
俺の嫁がハワイに行く飛行機がサイバーテロに巻き込まれたんさかいに。
犯人はYouTubeでテロをほのめかしていたらしんよ。
この通報で、なんか嫌な予感したワイは、犯人が住んでいたマンショを特定し、行ってみたんやけど、細菌テロの実験のビデオや道具が発見されたんよ。
その後は、飛行機の中も死者や体調不良が続出し、テロの犯人も皆殺しと言って死んで、機長も死んでしもうた。
飛行機の中も苦しんで死ぬ死者がぎょうさんいたんやけど、ほんまみんなパニックに、体調不順と水疱あがある客は後部に写されて、乗客は疑心暗鬼になっていたさかいに。
アメリカや日本の飛行機の着陸を拒否する始末。ほんまいちびりやねん。
一人だけ実験で生き残りがいる事聞き、ワイは思いついたんなんな。あれを…
副操縦士の体調も悪化し、乗客に元パイロットがいたんやけども、訳ありのトラウマがあって今はパイロットをやめていた男がメインでなんとか凌いでいた。
燃料も無いし副操縦士の体力も限界やった。
せちがない世の中やわホンマ💢
ワイは思いつきで、自分でウィルスに感染し、ワクチンが効くのか暴挙をやったってんな。
嫁のためや、もうこれしかないやろホンマ!
後で聞いた話やけんど、着陸するなとデモもあり、機内や世論で意見が分かれていたらしいやけど、ワイの嫁はウィルスを家族に移したくないとみんなの意見を沈め、諦めムードになっていたらしいねんな。
ワイは三途の川を渡る前にワクチンが効いてきたやんけ‼️
着陸しいやと言葉にできないが、なんとか伝わり、着陸に向けて動いたようでんな。
ワイはまだ完全には回復して❤️🩹おらんけど、
ほんと良かった。
おおきに!♿️
楽しめた。てんこ盛り。
イ・ビョンホンが出てるので大作かなと思い観賞。
エンタメ、気楽に見られる。
韓国はシリアスの中にもユーモアを忘れないなと改めて思った。
おもしろいところが結構あった。
顔を覚えてきた俳優さん、刑事役のソン・ガンホはこの映画でもいいキャラクターしてた。彼のする役には信頼感がある。
最初イ・ビョンホンは脇役かなと思ったけど、いや、絶対活躍するってどこか期待しながら見てた。
飛行機の乗客の心情も描いていて、感染者のジレンマにもスポットを当ててた。
ただのテロとアクションと政治の映画ではなかった。
コロナがあったから見た人がもしもと考えるような所が多かった。
無情なアメリカと日本は丁度いい脇役で都合よく使われた感がある。
でも、他国だけを悪者にしたわけではなく、自国の韓国もでそのフリだった。
韓国の一般人の声の力は強いけど、現実ではこうではなく助ける方向で団結しそうと思った。よく知らないけど…。
あと、日本は自衛隊は攻撃しないでしょう。
日和ってて、法律以前に命令出せる人いるのか。
攻撃はしない、そんな信頼がある。
みんな助からない胸くそ映画かと思ってイライラヒヤヒヤした。
イ・ビョンホンのトラウマ克服とヒーローもののようなところもあり、最後の方はヒューマンドラマとアクションで見応えがあった。
アクションパニック映画の中に社会への警鐘も忘れない。
ホントてんこ盛りの映画。
乗客はテロと感染の恐怖と急降下と爆死?の危機を経験して飛行機や密室の恐怖症になりそう。その後が心配。
途中失速…
前半のバイオテロハイジャックの展開まではソン・ガンホ、イ・ビョンホンの2大スター出演もあり、引き込まれたが、成田空港からの、日本の受け入れ拒否、航空自衛隊による砲撃シーンにあんぐり。。有り得ない展開。まあ、韓国側にも受け入れ反対という国民もいて、コロナ警察や差別を風刺しているところもあったが。冒頭あんなに早く感染し、死んでいく乗客がいたのに、ほぼその後は咳き込むだけで死んでいく乗客がいないのも不自然。
国民性が出ますね
映像的には見応え満点!
日本の映画とはダイナミックさが桁違いですね
人間ドラマとしてもよかったですし
だけど意味不明な点が多すぎる
・すぐ引き返すよう指示していたはずなのになぜ飛び続けた?
・ハワイ行きなのにサンフランシスコ管制に許可願い?
・ハワイ片道とサンフランシスコ往復って4倍くらい違くない?そこまで余分に積めるの?
めちゃくちゃ燃料に余裕あったから成田への着陸は不要だったでしょう。
・自衛隊機が民間機に威嚇射撃するとかあり得ないし、そんなに迅速に許可降りないでしょ。(おたくの国では可能なのでしょうか)
・致死率40%なのに着陸やめましょうって、助かる可能性がある人も含めて集団自殺?
・離陸から20時間近く経ってるはずなのに発病している人少なくない?
以下日本語吹き替えについて
・学校から乗客家族が集まる空港(仁川?)に向かっている時に「学校に向かってる」と電話で話していたのは誤訳では?
タイトルにも書いたけど
アトピーでいじめられて友達にうつしたくないとか、周りの人が白い目でみるから後ろの席に行きたいとか、迷惑かけたくないから集団自殺とか、英断し命を救った大臣が辞職に追い込まれた上に責め立てられるとか…ちょっと理解し難い
ハワイより韓国の方がいい
日本でも有名な韓国スター俳優を揃え、30億もかかったアクションシーンはさすが韓国映画と言ったところだなと、シンプルに見応えがあった。
ソン・ガンホ演じるパパの、身を呈した行動には少なからず感動したものがあった。
そりゃハワイより、こんな素晴らしい父親のいる韓国の方がずっといいだろう。
ただ、やはり脚本にかなりの難あり。
あれだけ騒いでハワイやらサンフランシスコ、日本に着陸するしないをしてたのに、燃料持ち過ぎ問題。
日本の無茶苦茶な攻撃も正直現実味がなさ過ぎるし、ハリウッドもそうだけど、いい加減日本人は日本のタレントを起用しましょう。
なんで日本だけいつも片言やねん。
そもそも墜落させたらそれこそ隔離のしようもなく、国内でも既にウイルスが発生しているのだから、いちいちデモなんかしてないで着陸体制と隔離体制を全精力を注いで行うべきなのは、誰にとっても明白なような気がしてしまう。。。
「非常宣言」ってタイトルにして、実際それを宣言するシーンまで作ったのに、結局非常宣言したからなんだったんだ?って感じ。
なんか意味あったのかな?
犯人の動機も最後まで有耶無耶かぁ、、、
そこは何かゾッとする一言で締めて欲しかった。
わからないも怖いのかもしれないけど、なんかフワッとしちゃってるような。
まぁとにかくラストが微妙でしたねー。
あんな体になってしまった父親が、モゴモゴして終わりって。
奥さん、娘との再開とか、こんなに頑張った事への感謝、祝福のシーンが少しでも欲しかったなぁと。
せっかくキャストと演出、アクションが凄いんだから、もう少し練れなかったかな〜。
まぁでも普通に面白かったです!
超一級のサスペンス。空のカサンドラ・クロス エゴと人道の間がもどかしい。だが、それがいい映画。
えーっとね、またくだらなくて余計なことから書き始めますね。
私ね、俳優さんのお顔が気になってしよーがないの。「似てるー!これ誰かに似てるー!」っていうふうに。
本作もね、お父さん役の人が誰かに似てるなーと思って、まず引っかっちゃたの。
「そうだよ!遠藤憲一と名倉潤を足して3で希釈した感じだよ!」って思っちゃったの。
そんでもって、テロリストの青年は「これ、まんま星野源だよ!」ってな感じで(笑)
そー見えだしたら、もうだめ。そのイメージで観続けちゃうの。困ったもんだ。
ラスト近くの作戦本部(?)には伊集院光の姿もあったしね!←だから!
ごめんなさい。ちゃんとレビュー書きますね。
まずね、星野源がね、脇の下ズププと切って謎のカプセルを埋め込んで自ら縫合したり、再び抉り抜いたりするシーンで(°ଳ°)ゲゲボ…ってなっちゃったの。序盤からこれじゃ、先が思い遣られますわ。ゾンビ系で、こーゆーの割と耐性ついてるって思ってたのに。
でも、そんなくせに、もうちょい(°ଳ°)ゲゲボ…ってなるシーンが欲しかったかな、とも思って。
いつまでも名倉とか、星野源って言ってちゃだめなので、俳優さん調べに行きました。
したらね、ビックリしたね!遠藤さんって、マイフェイバリット映画のひとつ『マグニフィセントセブン』でナイフ使いのビリーを好演していらっしゃったイ・ビョンホンじゃないですかぁ!
覚えてないくせに、フェイバリットがどーとかこーとか、言えた義理じゃないよ!
てか、それ以前に刑事さんは『半地下の家族』『ベイビーブローカー』のソン・ガンホじゃんかよう!
正直に白状すると、悔しいけれど2作共に守備範囲外の作品だから、面白さがよくわかなかったんだよう!
だから覚えてなかったんだよう!ちくしょう!
本当に!ダメだ!バカだ!私は!
こんなんで、よくもまぁ映画ファン面して、くっそ偉そうにレビューなんて書いてるよね…自分…
閑話休題。
本作ね、何が怖かったかって言うと、テロリスト犯を捕まえたところで問題は何も解決しないところなんですよね。
てか、犯人は序盤でもう、あっさりと死んでるし。目的は果たしてるし。
スリリングなパニック展開がずーっと現在進行形ingなわけですよ。まさにノンストップスペクタクル。
お空の上高~く飛んでる飛行機という密室が舞台。おまけに相手は感染系って最悪コンボ。マジでタチ悪い。チョー絶望的。
私…海外旅行どころか、飛行機に乗ったことすらないんですよね。←マジか!(笑)
だから、飛行機ってやっぱりちょっと怖いの。あまつさえこんな場面に遭遇したら、マンモスびびって、シッコモラー確定ですわ。
本作ね、安易にゾンビ系にしちゃわなかったのが、リアル恐怖の演出の面で、さらに効果的に思えたかな。
韓国ゾンビ好きなんですけれどね。『新感染』とか『#生きている』とか『新感染半島』だとか。私的評価ではいずれも★5の名作です。
今回は純粋なパンデミック物っぽかったので、それを堪能してみようと思ってのチョイスだったんですね。
同様のシチュエーション作品って、きっといっぱい既出あるのかな?と思ってちょいと調べてみました。
いかにもありそげだったので。すると、目についたのは『パンデミック・フライト』くらいだったの。身も蓋も無いタイトルですやん。機会があれば観てみようかな。
ほら、また脱線だよ。お話に戻りますね。
エゴと人道の間で揺れ動くヒューマンドラマがいいのね。こういうジレンマ展開大好き。
主人公がトラウマを克服して、やっとこさハッピーエンドに向かうのかな?と思いきや!
何と!頼みの綱の日本が、救ってはくれなかったのね。ここ完全に我が国ヒール扱い。仲たがい悔しい。
リアル世界の世論を織り込んだのかな?ちくしょう!映画に政治持ち込むなし!
“非常宣言”意味ないじゃん!
非常宣言調べてみました。こうありました。
非常宣言=飛行機が危機に直面し、通常の飛行が困難になった時、パイロットが着陸を要請すること。
「“これ”が布告された飛行機には優先権が与えられ、他のどの航空機より先に着陸でき、いかなる命令を排除できるため、航空飛行における戒厳令の布告に値する」(オフィシャルサイトからの丸パクリ)って書いてあるじゃん!
日本、着陸させたれよ!非常宣言意味ないじゃん!人としてどうなん?
でも、しゃーないんですよね。お互いに国民を守りたい気持ちは同一ですからね。
正直に白状すると私、お隣さんには、ちょいとばかしは思うところのひとつやふたつくらいはあるんですが。←レビューに政治持ち込むなし!
でも、リアルにこういう事件・事故が起きた際には、そーゆー私情を持ち込むのはヤなのね。くだらないしがらみなんかよりも、絶対に人道が優先されるべきだと思うの。ちょっといい人ぶったっぽい。
そんなこんなで、乗客が究極の選択をしたわけ。いい人たちは、こっち。決して私なんかじゃない。
むしろ鬼畜なのは、この私。このお話、バッドエンドでもよかったんじゃないかなーとか思ったりして。軍が秘密裏に撃墜して終る展開なんて見てみたかったし。
無茶苦茶に後味の悪い最悪の結末の方がインパクトあったんじゃないかなーとか、思ったりして。←この人でなしがっ!
最期に大臣の女性がこの事件に対して「理性を越えた邪悪な人たちが存在すると思います」と語ったのは、決してフィクションで済む話じゃないって思ったの。
実際、わけわからん無差別大量殺戮事件ってありますもんね。
そういう現場には絶対に居たくないし、ましてや大切な人に居合わせたくないと痛感したです。
観終えてみれば、静かな余韻を残したハッピーエンドで本当によかったです。
ハラハラドキドキが目いっぱいの超一級のヒューマンサスペンスドラマでした。
ちょうど『ゴジラ-1.0』を観たところでしたので、日韓共にしのぎを削り合って、アジア発映画を盛り上げてほしいなぁ、と思った次第です。
また、ジャンルは大きく違えど、スペクタクル巨編として『首』にも期待大です。
韓国のパンデミック映画
新感染みたいな韓国のパンデミック映画。どこにも逃げ場がない緊迫感がよく出ていて、後半までテンポもよく楽しめた。が、後半はハリウッド映画のパクリみたいになってきて残念だった。
●犯人が1985生まれで34歳だからコロナ前の世界線なのね。だからウイルス対策ガバガバ。
●後半は設定めちゃくちゃ。ソンガンホが力ずくでウイルスを打つシーンくらいから興ざめする。
●飛行機がジェットコースターみたいに落ちるシーンがリアルでよかった。途中の車横転シーンも。特別にセットつくってセットごとぶん回してるのかな。
●米日どちらにも断られて悪役に回すところも、わざわざ日本を選ぶトコロも、韓国の卑屈な感じが出てて面白かった。
●イムシワンが結局ただのサイコパスだったのは拍子抜け。
●最後のイビョンホンパイロットの手腕見せびらかしシーンはいらなかった。ダサい。飛ばしながら見た。
イムシワンが政府に恨みがあって、結局政府のたらい回しが原因で飛行機内全員死亡ウイルスは地上に感染しちゃってもうどうしようもない、、みたいなバッドエンドのほうが面白かったと思う。
深く考えなければ面白い映画だった❗️
もう飛行機乗れない
飛行機が揺れて天井に人が打ち付けられるの見たらもう飛行機には当分乗れない
あと日本から迎撃されるのはちょっとリアリティなかった、そんな日本に即時軍事行使するよな決断力ないだろなって
あと韓国に着陸しないって決めたときの機内ってどんな空気?
面白いがやや想定内の展開
長い割には面白いが、結末は想定内の展開であった。個人的には、期待を裏切るような結末が欲しかった。
例えば「ミスト」のように、着陸しないと乗客、乗務員の意見が一致して、飛行機が海の中に突っ込んだ後に、あの刑事が生き返って抗ウィルス剤が有効であると証明するという皮肉な、後味の悪い結果になる。
あるいはさらに飛躍して、「メランコリア」のように、乗客が家族にスマホのビデオメッセージを送った後に画面がFadeアウトして、全員が死んだという、まさかの結末になるとか。ただこの選択は自分の命よりも、祖国のために犠牲になったという美談になるのだが。
全85件中、1~20件目を表示