「なんか嫌な感触が残る大作」非常宣言 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
なんか嫌な感触が残る大作
全体的に嫌な感触が残る映画でした。
明らかに挙動の気持ち悪い若者から始まり、
動く密室と化した飛行機にウィルスが撒かれる。
犯人が変な奴だったので動機がおかしいのは承知の上
だけど、ウィルス感染かもしれないのに倒れた人をベタベタ触ったり、血を吐いても手を差し伸べてしまう。
なんとなく危機感無さすぎじゃない?
と言う引っかかりもあり、
そのままハワイに向かうのもアホ過ぎるし、
わざわざ日本を出すのもアホ過ぎじゃないかと
思ってしまう。
日本人感情としては、そりゃ当たり前だろって感じ
だけど、韓国ではまた反日感情を刺激するんじゃ
なかろうか?
ソン・ガンホは大好きな俳優だけど、
このキャラクターは感情で動き過ぎて好きじゃなかった。
自分でワクチンを試せと言うけど、
娘が一人いて奥さんが危機的状況で、
自分も死ぬかもしれない。
失敗したら娘は一人になってしまう。
そんな決断をするだろうか?
カッコ良い人たちとその決断を描こうとしてるのは
分かるけど、それは違う!と思ってしまう映画でした。
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