「そんなに日本が嫌いかよ」非常宣言 シゲさんの映画レビュー(感想・評価)
そんなに日本が嫌いかよ
K-POPアイドルみたいな不審人物が空港ターミナルで怪しい行動。
とある親子に目を付けテロの目標にハワイ行きの飛行機に搭乗。
この時点でテロ計画失敗決定。
K国ドラマ四天王(笑)の顔くらい覚えとけ。そいつイ・ビョンホンだぜ。
早速機内で持参したウィルス散布開始。
WCに割り込んでズルをしたファーストクラスの乗客から感染し
気の毒なCAも巻き添えで機内に拡散。
ところで搭乗シーンで台詞のある乗客の紹介がない。
『普通』は老夫婦、妊婦、心臓移植待ってる重病人、傲慢な金持ち
離婚寸前の夫婦、喘息持ちの子供とかが不在なのはなんで?
航空機パニック映画の常識を分かってないな。
一方地上では犯行声明を見た刑事が犯人宅の家宅捜索で
謎の遺体を発見しテロを察知し政府も動き出す。
機内では感染者が増え続け米国に着陸を拒否られ引き返す事に。
ここまでは普通のパニック映画だったのにこの後明らかに日本への
悪意のある脚本で全て台無し。エンタメ界まで“NO JAPAN”とは。
そのままK国に戻れば良かったのに燃料の問題で成田に着陸要請。
ところが我らが日本政府は着陸拒否。
しかも空自スクランブル発進して進路妨害、更に威嚇射撃!!
おいおいおいおい!自衛隊の基本理念である専守防衛は何処へ?
極悪非道日帝の脅威から逃れK国の空港を目指すが(燃料残り僅かでは?)
今度は周辺住民が着陸拒否。国民性が出ますね。
横断幕やプラカードまで用意してデモ活動。他人批判に抜かりなし。
中盤で判明したウィルスを所持していた会社が作っていたワクチンが
鍵を握るのだがその有効性で一悶着。
先ほどの刑事が命を懸けてワクチン接種し効果を実証したら
手のひらを返して着陸OKで感動の結末ってなんかなあ。
『たまたま』元パイロットが乗っていたのも出来過ぎ。
それにしてもフィクションでまで我が国を避難するとは
まだレーダー照射の件を反省してないな。遺憾の意を表明したい。