春に散るのレビュー・感想・評価
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心が震える映画。
違和感ばかり・・・
①橋本環奈の周辺のエピソードは、あれ必要なの?
②横浜流星は役作りがすごかったが、ボクシングを極めて成長していく過程や途中のトレーニング描写が足らず、結果全体的に薄っぺらいボクシングになっている。
③全体的に予算がないのか、試合の描写が陳腐になっていて残念
④世界タイトル戦も、どこかの体育館みたいなとこで撮影されており、本当にこれが世界戦?みたいにしか描かれてない。
⑤試合中、観客が静かで臨場感がほぼない!
⑥窪田正孝のチャンピオンに凄みが感じられず、変なヤンキーっぽい描写のみ
⑦タイトル戦の試合後半のスローモーション。あれ子供がよくやる拳を相手の頬にゆっくり当てて、相手はその動きに合わせて打たれたように顔を振る動きそのもの。
色んな意味で残念な映画だった。何故こんなに評価高いのかな?
超、胸熱なスポ魂ストーリー決定版!
演出、絵作りが惜しい
鉄板の胸熱ボクシング映画、それも邦画受けする逆境貧乏はね返しサクセス系、かつ沢木耕太郎で本もいい、
そして役者もいいし演技もいい、、、
のになぜか全てが惜しい本作。
人情に振るならもう少しヒトの汚さや泥臭さを絵に出しても良かったし、映像に振るならせっかくの大分ロケからもう少しエモさを滲み出しても良かった気がする。
地元のお祭りのシーンなんて、実家の行く末や人物の心境との対比でめちゃくちゃ印象づけられる可能性あったのに、うーん、祭りやってんなーって感じ。
あと、最後のスローになる演出はいいシーンのはずなのに笑ってしまった。。。
なんか、全てのシーンが説明臭かったり取ってつけた感があったり…好みの問題でしょうか。
いろいろ言ってしまいましたが、やっぱり役者と演技がいいのでこの点数。
邦画には歴代の振り切ったボクシング物良作がゴロゴロしているので、それらと比べてしまうと、話の展開といい絵といい、少し小綺麗にまとめようとしすぎてしまった印象です。
春に散るを見て
ストイックさに圧倒される
命の結晶をきらめかせながら散る
完全燃焼ができるなら、片目がなくなってもいい、片腕がなくなってもいい、命が尽きてもいい。
側から見れば、自分勝手とも言える美学かもしれない。それでも、彼らが体をボロボロにしながら、光り輝く瞬間を目の当たりにすると、えも言えぬ感情が湧き上がってくるし、それを究極の美学として感じてしまう。
チャンピオン防衛戦にちょうどいいかませ犬が2人いる。かませ犬同士の勝者とチャンピオンが戦うというストーリーは、ありきたりでもあるが、体を徹底的に仕上げた俳優同士が、実戦としか思えないファイトを繰り広げる。
肉を打つ音、ボディブローを食らって歪む顔。ものすごい熱量がスクリーンから伝わってくるために、フィクションということは、すっかり忘れてしまう。
クライマックスの防衛戦は、まさに死闘。輝く代償に、何かが失われる。それがわかっていても、決着を見届けたい。どちらが勝っても物語としては成立するし、ドローであっても成立する。
命の結晶をきらめかせながら散る。男のロマンそのものでございました。
あしたのジョーの実写版的な
全体的に暗い感じの内容でしたが、どこか懐かしく良い映画でした。
キャスト1人1人が良い味を出してた。
橋本環奈ちゃんは幸薄そうな役でしたが、見事に演じてました。こんな役もこなせるんだと思いました。
失礼かもしれませんが、元々ノーメイクだと幸薄そうなお顔と思ってましたが、個人的にはこっちの方が好き。
窪田正孝さんのライバルボクサーも最高!
鶴太郎さんの入浴シーンで引き締まった身体を見てびっくりしました。
この年であの身体!思わずヨガしようかと思ってしまった。
横浜流星君の身体も引き締まってて、ファンにはたまらんやろうな〜
久しぶりに、昔ながらの邦画を見た感じです。
おじさんには、たまらなく良い映画だと思います。
特に、あしたのジョーやロッキー世代には!
ねかはくは はなのもとにて 春しなん
「ボクシング映画に不出来なし」の約定は
今回も守られた。
何を置いても、
選手は当然のこと、ジムの構成員、会場に集う観客、
それらのボクシングを愛する全ての人々の熱い思いが画面から溢れ出す。
単に金儲けの手段として安直に、
または策を弄して楽に頂点を目指そうとする者は
本作を観て眼を洗った方が良かろう。
勿論、頂点に立つには、
才能、努力は当然のこと、
周囲のバックアップ、運や時代も味方に付けねば。
ほんの一握りはが君臨するその場に立てても、
当人が本当に偉大であったかの評価は
後世が決めること。
一時は寵児ともてはやされても、
既にその名声が地に堕ちているなんと多いことか。
他方、一瞬であっても、
忘れ得ぬ輝きを放つ選手も間違いなく存在する。
過去と現在でそうした記憶に残る二人の
素晴らしいストーリー。
日本のボクシング界に辟易し
アメリカに乗り込んだものの自身の限界を悟り引退、
その後ビジネスで成功した『広岡仁一(佐藤浩市)』が
数十年振りに帰国する。
一方で、やはり不可解な判定に自棄になり
一度はボクサーの道を諦めた『黒木翔吾(横浜流星)』が居る。
二人が交わることで物語が動き出すのは、
古典である〔あしたのジョー〕を引き継ぐ流れ。
また、ここでも
「クロスカウンター」がそのきっかけとなるのは、
ある意味、リスペクトからか。
もっとも、そこからの流れは少々ありがち。
『広岡』には『広岡』の
『黒木』には『黒木』の過去があり、
それがボクシングの場面と同等に描かれる。
初期のライバルと後期のライバル、
主人公を襲う引退の危機となる疾病。
どれもがお決まりとも言え、
見慣れたエピソードの数々。
独自の味付けがありはするものの。
ただそうしたドラマが無く
拳闘の場面ばかりでは
物語りが薄っぺらいものになってしまうだろうが。
それらが事前にすんなんりとインプットされているほど、
闘技の場面がより盛り上がるというもの。
最初はボクサーのお話と思っていたが、
どうやら本作は伯楽の生き方に重点が置かれているよう。
将来を嘱望される若者でなくとも、
先短い老人でも、
十分に心を打つ物語りにできるとの。
ボクシング愛
流星ボクサー❗
凄んげぇなぁー…佐藤浩市…!!
まず、俳優さんに対し、このタイプの映画は技術的(体技的)に要求が高いので、制作スタッフ・出演者は非常に苦労したのだろうなと思いました。(松山ケンイチ主演「blue」のような落ち目のボクサーであれば、まだ良い意味で手は抜けるのですが。)
ストーリーは聞いた事あるような展開です。
ですが、主演の二方が非常に良かった。(本当に!!!)
佐藤浩市の哀愁、横浜流星の情熱二つのぶつかり合いに、とても感情移入してしまいました。
脇を固める、片岡鶴太郎・坂井真紀、山口智子も好演で、とても楽しめました。(哀川翔は……必要?&演技が非常に疑問。橋本環奈は疲労感があり可哀想だなと…映画出過ぎじゃね⁈)
藤枝梅安でも言いましたが、佐藤浩市のあの演技は神です。私の中で、至高の“プライベートライアン:トム・ハンクス”以上です。
横浜流星vs窪田正孝のボクシングシーンは迫力があり、是非映画館でご観賞下さい!!
(個人的妄想ですが、90分で短く太くだと、より楽しめたかなーと思いました笑)
自分の生き方に問いを与えてくれる作品
役者の力を信じたストイックさに心打たれる
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