「春に散ったのは何か」春に散る なごんさんの映画レビュー(感想・評価)
春に散ったのは何か
序盤から中盤、クライマックスからラストまで、横浜流星さんの顔つきや目の変化がいい。
後半の試合のシーンは、映画のボクシングシーンであることを忘れるくらいの臨場感で手に汗握りながら観てしまった。
昔のボクシング仲間やジム経営者や母親などのベテラン俳優陣はもちろんのこと、チャンプ役の窪田くんの謎な感じや、疲れた橋本環奈ちゃんもいい。
そして、春に散ると言うタイトルを体現した佐藤浩市さんの心情に共感し涙した。
ボクシング映画であり、生き方や生き様を考えさせられる作品。
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