「ボリウッドの傑作です!」PS1 黄金の河 カール@山口三さんの映画レビュー(感想・評価)
ボリウッドの傑作です!
正にインド映画らしいスペクタルな風景に歴史、民族の多様、宗教の複雑さを含みながら、貧富格差を屈託なく豪華絢爛に乱舞する様は爽快である。
しかも、インド映画には珍しく南部インドが展開され新しいインドの発見となる。
話の展開は、歴史小説「Ponniyin Selvan(ポンニ河の息子)」が原作の様で、神話ではないが中々の複雑でミステリーでよくできている。
きっと予想を覆す秘話がまだまだ用意されていることが原作名で想像が付く。
ああ、3時間の大作なのに、まだまだ観れます。
早くも第二作の公開が待たれる。
いや、再鑑賞したい。
出来たら20時以降に上演してもらいたい。
それにしても、
インドの女性は実に快活で魅力的だし、
男性は逞しく女性に優しいなぁ
日本人とは違う行動選択思考が実に参考になる。
しっかり、公式サイトで下調べをして下さい。
観ているとだんだん分かってくるように出来てます。
( ・∇・)
PS1 黄金の河
劇場公開日:2024年5月17日 167分
1950年代に発表されインドでベストセラーとなった歴史小説「Ponniyin Selvan(ポンニ河の息子)」を映画化した大河ドラマ2部作の前編。
10世紀のインド南部タミル地方に実在したチョーラ王朝の宮廷に渦巻く愛憎と陰謀、国の存亡をかけた戦いの行方を、
絢爛豪華な舞踊や壮大なスケールの戦闘を盛り込みながら圧倒的映像美で描き出す。
10世紀、南インドではチョーラ王朝が繁栄を極めていた。しかし王が病に倒れると、臣下たちは王の息子ではなく従弟を次期国王に擁立しようと画策。
2人の王子が領土拡大のためそれぞれ北方と南方で戦う一方、聡明な王女は父とともに都に残る。
やがて不穏な動きを察知した3人はこれに対抗するべく密使を送ることを決め、密使として選ばれた若く陽気な騎士デーバンは壮大な旅に出る。
出演は「マッスル 踊る稲妻」のビクラム、
「ロボット」のアイシュワリヤー・ラーイ、
「囚人ディリ」のカールティ。
「ボンベイ」のマニ・ラトナム監督がメガホンをとった。
PS1 黄金の河
劇場公開日:2024年5月17日 167分