「「こんにちは」と「ただいま」」こんにちは、母さん カルヴェロ1952llさんの映画レビュー(感想・評価)
「こんにちは」と「ただいま」
拝啓、山田洋次様
『こんにちは、母さん』楽しく拝見いたしました
北海道のローカル番組の大ファンの私はどうしたって彼の作品を見ないわけにはいきません、しかしそれ以前に『男はつらいよ』のファンでもあり東京の下町への訳のわからない憧れも相まってこの作品に惹かれるように映画館へ入っていきました。
まんまとお話に入り込み、息子の思いに困惑し、自身の娘への態度はどうだったのだろうかと思い返したり、母への心配や理解が出来ているのかと反省したりとあれもこれもが思い当たることばかりでした。
自分では理解のある親のつもりでいたのですが怖くて真意を娘に聞いたことはなく今も悶々と煮え切らぬ思いでいっぱいです。
また、自分自身の「今」も見直したいと思うばかりで行動にできていない事も多々
映画を通じて己を見直し「明日からは」と誓うも「喉元過ぎれば……」となるのだろうう事も目に見える不甲斐なさ
きっと明日はではないのでしょうね
かわいい小百合さんをありがとうございました
きっとこの映画は天使からの贈り物です
追伸
広岡由里子さんにはたいへん驚きました
あまりにもそっくりだったので
驚きと共に懐かしさが込み上げていっそうこの作品をあの頃のように楽しもうとの思いが大きくなりました。
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