「娘を持つ父にとっては、心が締め付けられる」ほの蒼き瞳 bionさんの映画レビュー(感想・評価)
娘を持つ父にとっては、心が締め付けられる
ハリー・メリングの神経質で華奢な感じが、エドガー・アラン・ポーの肖像写真によく似てる。ハマり役だよね。
物語は、暗くて重い。妻に先立たれた上に、一人娘が駆け落ちして独り身となった元刑事が、陸軍士官学校で起きた学生の不審死を捜査することになる。
推理小説の生みの親、エドガー・アラン・ポーだけあって、鋭く謎を説いていく。後に酒で身を持ち崩すことになるポーは士官学校の時点で、からみ酒の一面を見せる。
娘を持つ父にとっては、心が締め付けられるシーンがあり、けっこうハードな物語でございます。
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