「鹿」燈火(ネオン)は消えず Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
鹿
亡くなった元ネオン職人の夫がやり残した、今は撤去されたネオンの再現をしようとする妻の話。
亡くなった夫のズボンから10年前に廃業した筈の工房の鍵をみつけ、訪れてみると弟子と名乗る青年から夫のやり残した想いを聞かされて巻き起こっていくストーリー。
やり残したネオンがどんなものかを探していく展開だけど、思い出描写がふんだんに挿し込まれるは、それまでにみせたものをコロッと覆すリアクションがてんこ盛りだはでなんだかイマイチしっくり来ない。
お国柄から来るであろう常識というか考え方というか、そんなものも結構取っ付き難いところがあるし、嘘と幻想は違いますよ…。
話し自体は嫌いじゃないしつまらなくもなかったけれど、ラストも含め自己中な人達の自己満感をちょいちょい感じるし、もうちょい上手く物語を練ってくれたらという印象。
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