「リアルさを排除した代償」映画 きかんしゃトーマス めざせ!夢のチャンピオンカップ hironoriskywalkerさんの映画レビュー(感想・評価)
リアルさを排除した代償
カートゥーン版トーマスに
リニューアルしてから初の劇場版。
これまでの大人も楽しめる作風とは違い
可愛さとコミカルさを押し出した
“第三世代トーマス”だが
映画も同様、子供に特化した作品だった。
物語の目玉であるレースの前振りとして
ライバルとの小競り合い、
訓練中のトラブルや“仲間と助け合う”ヒロの教えなど、
ラストに繋がるシーンが揃っていたが
クライマックスはこじんまりした印象。
脚本はよく出来ていると思うものの
リアルを排除したこの画風では
いまいち迫力が出ないのか。
(息子は満足そうだったので良かった)
次作に期待。
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