「【ジンバブエから南アフリカに出国した4名の難民が世界ブラインドワイン・テイスティング選手権に挑む姿を描いたドキュメンタリー作品。天性の味覚で、果敢に挑戦する崇高な姿が印象的な作品でもある。】」チーム・ジンバブエのソムリエたち NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【ジンバブエから南アフリカに出国した4名の難民が世界ブラインドワイン・テイスティング選手権に挑む姿を描いたドキュメンタリー作品。天性の味覚で、果敢に挑戦する崇高な姿が印象的な作品でもある。】
■経済が極度に落ち込んだジンバブエ共和国から逃れ、南アフリカに移住した4人の黒人たち。
そこで初めてワインを口にした彼らは、天性の味覚で自らの人生を一変させる。
そして彼らは世界ブラインドワイン・テイスティング選手権に挑戦することになる。
◆感想
・4人が苦労しながらもクラウドファインティングで資金を集め、一方では馴染みが無かったワインの魅力に目覚めて行く姿が印象的な作品。
・それにしても、短期間で24国中、23位になる彼らの驚異的な舌と嗅覚には驚く。
・初参加の際には、自分の事が第一の肥満した男が彼らを率いるが、いざ本番となると馬脚を現す。
が、彼らは途中から自身たちだけでテイスティング結果を出して行く。
<翌年は、更に順位を上げたジンバブエチーム。そして、4人はそれぞれワイン業界で新たなる道を開いていくのである。
彼らの姿を見ると、ワインは決して白人だけのものではない事や、自国が大変な状況下でも希望を忘れずに、高い目標にチャレンジする姿が崇高に感じる作品である。>
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