「永訣の朝」銀河鉄道の父 ぽちゃこさんの映画レビュー(感想・評価)
永訣の朝
クリックして本文を読む
小学生の頃に国語で永訣の朝の一部分を習った。学習テープの今にも消え入りそうな声が今も耳に残っている。勝手に宮沢賢治とは貧しい出自なのかと思っていた。
優しいと言えば聞こえは良いが裕福な家の育った夢見がちなお坊っちゃんだった。沢山の取材をしたと聞いたし実話に近いのかな?
本人はもがき苦しんだのかも知れないが、親バカとも言える父の愛のなかでぬくぬくと育った。短命ではあったが彼は彼らしくひたすら彼らしく生涯を終えたのでしょう。
長生きしろよ。子を2人も見送らなくてはいけなかった父の気持ちを思うと胸が痛い。
役所広司さん好きです。娘に甘い父。まんまと娘の口車に乗り進学を許す。いつの時代も父とは娘に甘いものなのだとクスッとしました。
エンディング曲は、なんかどうだろう?ほんわかほのぼのしすぎでは?もう少し自然が映える壮大な曲がよかったな。
コメントする