「大事な子を失うオヤジの物語。」銀河鉄道の父 SAKURAIさんの映画レビュー(感想・評価)
大事な子を失うオヤジの物語。
家業(質屋)継げと言うオヤジ政次郎(役所広司)と家業は継がないと言う賢治(菅田将暉)、家族交えての話。
妹のトシ(森七菜)の結核の看病に何かないかと書いてあげた詩、それがきっかけで賢治が詩人になるが、後に賢治自身まで結核に。大事な息子と娘を看取るオヤジのストーリー。
オヤジに質屋を継げと言われるが継がない賢治、始めた仕事は人工宝石の製造と宗教、うまくいかず・・。
後に妹のトシが血を吐いて倒れたと賢治に連絡行く、見舞いに何かないかと考えたのは自身で考えた「詩」。
商店で用紙を買い、詩を書いてから実家トシのところへ。結核で倒れたトシを元気づけようと書いた詩を読んであげるんだけど、それを聞くトシが悲しげ、楽しそうに聞く姿を見て本を書く事を始める。
途中、「南無妙法蓮華経」と太鼓を持って狂ったように唱える賢治、特に2回目のシーンではトシが亡くなった直後ってのもあって、泣いてる観客多数なんだけど、私は逆にツボで「志村けんの三連太鼓を持っての、だいじょぶだぁ~うぇ、うぉ、うぁ」の姿にしか見えなくて笑ってしまった(笑)
私個人的に涙が出たのは、政次郎と賢治のシーンでセリフはちょっと違うかもだけど「子供を生まない代わりに本を生んだ」「本はワシの孫だ、孫だからオマエの本を好きなんじゃ」とラストの本を読んでからの列車の中のシーン、ラストのラスト政次郎の「ありがとがんした」が泣けた。
ホントのラストで泣かすのやめて!劇場出れなくなるから!(笑)
ラストにホント菅田将暉好きだわー!!
役所広司に負けない菅田将暉の画力凄いわ!
素敵!最高!!
今晩は。
今作の原作は未読でして。
これまでの宮沢賢治作品の映画は殆どが銀河鉄道をモチーフにしたアニメーションでしたが、今作は斬新な視点が新鮮でした。
で、明後日。ハッハッハ。私は会社には直接出社せず、愛車(今や死語。)をぶっ飛ばして仕入れ先に行くのですね。
ですから、車中で流すのはニュー・オーダーの”ブルー・マンデイ”ではなく、ジョイ・ディビジョンの暗鬱な超名曲”Love Will Tear Us Apart"を含めた”Unknown Pleasures"何ですね!
”十二分に暗いじゃん!””ハイ,そーです。”では。
ユー・チューブに凄い再生回数で出てますから、良かったらどーぞ。故、イアン・カーティスの気だるげな歌声と歌詞が、やる気を一気に無くしてくれます・・。
こんにちは!
やっぱりですか⁉️
あれはさすがに笑うとこじゃないんだとは思いますが、滑稽というか、出た!って思いました(笑)🤣
ウケましたよね(笑)
他に共感して頂ける方いて良かったです。