「地に足が着いた強靱で冷静な運動と日本での運動」愛国の告白 沈黙を破るPart2 てつさんの映画レビュー(感想・評価)
地に足が着いた強靱で冷静な運動と日本での運動
『クレッシェンド』はフィクションながら、イスラエル人とパレスチナ人とが心を許し合えることの絶望を描いていたけれども、本作はドキュメンタリーで、裏切り者や反逆者と呼ばれることや、家族からの反対にも怯まず、学園紛争の時代の学生たちよりも遥かに地に足が着いた強靱で冷静な運動を進めようとしていて、日本における駐留米軍への反対運動を進める人々とも共通する姿勢だと痛感した。
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