ひとりぼっちじゃないのレビュー・感想・評価
全6件を表示
めっちゃこだわりを感じる。私には合わなかったです。 雰囲気や間を楽...
めっちゃこだわりを感じる。私には合わなかったです。
雰囲気や間を楽しむ映画…?
薄く延ばされてるように思って、長く感じた。実際2時間16分で長い映画か。
間やカメラワークにこだわってそうで、適当に撮ってない。
役者の演技も要望通りなのかもしれないが、下手に見えた。
しっかりコントロールされてる映画だと思うが、そのコントロールでストーリーをもっと引っ張っていって欲しかった。
主人公の彼をとても説明したくて、丁寧に描写してると思った。繊細でナイーブな彼を視聴者に知ってもらいたい感じ。
配信にあったからなんとなく見た。
この映画の予告を見たことをなんとなく覚えてた。
King Gnuのボーカルが出てて、予告がエロそうで馬場ふみかさんが出てるから、宣伝に釣られて見た。
馬場さんが井口さんの相手役として引っ張ってく感じかと思ったら、二人とものっそりだった。彼女は多作と全然違ったのでそういう要望だったと思う。
この映画の雰囲気に登場人物たちは合ってた。ただ私の好みと合わなかった。
前半のヌードのところは美しく撮られてた。
けど、緊張感が伝わってきて見てられない感じ。
撮影では二人とも身体張ってるだろうが映像では配慮がされてて、
エロを映像のメインにしてなくて彼女の裸体に頼ってないのは好感が持てた。
井口さんのお尻の方が映ってた。
エロを見どころにしてる映画かと思ったが、キャラクターが見どころの映画。
ひとりよがりじゃん
井口さん主演&馬場ふみかさん、河合優実さん共演ということでこれは無条件で観なければと思い鑑賞。女性客が多めでしたが、井口さん人気すごいですね。
久々に観なければよかった…と思ってしまうくらいの駄作でした。分かりにくいストーリー、唐突な展開、魅力のないSEX、気味の悪いカメラワーク、意味不明な終わり方、99%くらい無駄に思えてしまえる作品で、何度劇場を出たいと思ったことか…。
まずほぼほぼ無いけれど微かにあった良いところを挙げると、河合優実さんのホラーじみた表情が良かったです。やはりこの人は凄いなと再確認させられる表情でした。これを監督が自分の手腕だと勘違いしなければいいんですが。あと装飾は中々に凝ってました。そこじゃなくて物語を凝ってくれよと思ってしまいましたが笑
もうあとはゴリッゴリの批判意見ばかりです。開始直後からあんまり乗れないなと思ったテンションがどんどん下がっていき、地の底を這いずりまくっていました。
まず役者の無駄遣いが酷すぎます。井口さんはまぁ可もなく不可もなく…といった感じですが、馬場さんと河合さんは本当に無駄遣いだと思いました。馬場さんは色気漂う表情や仕草が魅力的で、そこが出ていない役割でも存在感がハッキリと出ている素晴らしい女優さんなんですが、今作だとステレオタイプな不思議ちゃんで全く役が生きていない様に思えました。SEXシーンだって体張って全部脱いでるのに全くエロく見えない…。監督の自己満足が過ぎています。
河合優実さんも完全な無駄遣いで、そもそもどんな役割かも分からないくらいフワフワしたポジションなので、時たま出てきて煽ったり、話したり、SEXしたり、最後の方狂気じみた表情が活きていましたが、どうにも河合さんが何も発揮できてないまま終わった感じが拭えません。去年の「百花」もこんな感じだったので、日本映画はもっと河合さんを大事にするべきだと思いました。
監督の問題だと思うんですが、原作も監督が書かれていて、脚本も監督ということで、そもそも原作から合わない気がしましたが、作中何度も文章のまま映画になっているなと思うくらい間が長いです。いつカット切るんだ?と思うくらい待たされるんですが、やんわり暗転かと思いきやそんなことなくダラっと続く訳わからない場面を何度も目撃しました。
作中のSEXも別に理由なく行われるもので、タイトルの"ひとりぼっち"の部分がコミュ障である主人公、全然ひとりぼっちじゃないじゃんというところにもツッコミが入ります。コミュニケーションが下手くそならそこへ辿り着くなんてもっと時間がかかると思うんですが、SEXは秒速で辿り着くなんていう都合の良さ。あとヴーと唸るシーンがあるんですが、あれは一種の発達障害なのでは?と思ってしまう場面があり、描き方としては雑だなという印象が拭えませんでした。
容子の部屋で男が死んでたとか、倉庫に男が敷き詰められていたり、突然のウサギだったり、主人公のブチギレだったり、車道に横たわっていたり(クソ迷惑)、劇場で謎に振り向いた人だったり、何かと絡めようとしているんですが、結局絡めず終いで放りっぱなしというやり投げっぷり。全てを回収しろとまでは言いませんが、そこまで放られると監督に怒りをぶつけたくなってしまいます。
終盤に急に長崎へ向かう事を決意した事を母親に告げますが、それもまた理由なしに移住、アテもないけどなんとなくという適当なもの、個人制作で知り合いに見せるくらいならこのくらいの理由でも良いと思いますが、これは劇場に流すものなので締めくらいはしっかりして欲しかったです。
カメラワークも謎のズームアップだったり、役者を画面の左半分に寄せて右半分は壁を映すとかいう謎技があったりと、色んなところで頭を抱えてしまいました。
生涯ワースト…と言ってもいいくらいの作品だと思いました。そもそも映画にカウントしたくないくらいの未完成作品を世に出した製作陣にも多少の問題が…。そもそも役者の使い方をもう少し考えてから映画を作って欲しいなと思いました。この監督は要注意だなと思いましたが、もう早速「サイドバイサイド」でまた役者が豪華という共通点が見えており、こっちは頼むからもう少しまともであってくれ…と願うばかりです。2023年のワースト入りはほぼ確定だと思います。
鑑賞日 3/15
鑑賞時間 13:10〜15:30
座席 G-13
雄大な行間
公式サイトに「雄弁な行間」との言葉があるが、『雄大』の間違いだろう。
あまりに広すぎて、次の行へ辿り着けない。
ぶつ切りのイメージ映像ばかりなので、ストーリーは作品を観るよりあらすじを読んだ方が分かり易いです。
登場人物の言動行動はことごとく意味不明。
時間軸も繋がっているのか日を跨いだのかすら分からず、現実非現実も曖昧。
意味深にカットがかからないが、結局何も起こらなかったり。
設定だけ決めて、5人くらいの脚本家が自由に書き、また5人くらいの監督が自由に撮ったような。
あの内容でよく演技プラン立てたな、と思うくらい演技は良かった。
井口理も上手かったし、馬場ふみかも(ゆったり口調はダルかったが)雰囲気出てましたね。
河合優実の新しい顔が見られたことと、歯科助手のコが可愛かったことは収穫。
『キャスト(井口理他)ファンのみ向け映画…辛口』
稀代のボーカリスト King Gnu 井口理の初長編映画主演への挑戦作。
話題作になる筈だったのだろうが…井口理の無駄遣いになってしまい、残念な映画。
井口くんが好きな人にだけお勧めしたい。殆どの画面に彼が出ているから、ずっと眺めていられる。でも普段バラエティなどで見る井口くんとはまるで違うので覚悟して観てほしい。
「映画が意味不明に長い」と書いているのに、感想も長いです。面倒な人は斜め読みしてね。
長い。長すぎる上に中身がない。
ひたすら暗く笑顔が一つもない。ススメ宮子共にとにかく暗い。終盤ススメが母親に会うシーンで少し微笑みが出るが、その微かな微笑みにさえ救われると思ってしまう程に暗い。
暗い映画が悪い映画とは言えないが、この作品はただ暗く長いだけだ。
映画は、特に邦画が好きで(字幕を読むのと映像を観るのを同時にするのが苦手)ままあまあの数を観ているが…。
途中で出たくなった。そんな映画は滅多にない、もしかしたら初めてかも。
でも井口くんが頑張っているから、私も観続けようと頑張った。時計をチラ見しながら、延々と続くダルいシーンを耐えた。
邦画は好きだし、 King Gnu は好きだし、井口理くんも好きだから、当然楽しみにしていた。それがこれとは…。
封切り間もないので、あまり悪くは言いたくないが、井口くんを観たい人のみに好意的に受け止められる可能性があるだろう映画。それでも「こんな井口くん見たくなかった」と思う人もいるかも知れない。馬場ふみかさんは初めて見たが、彼女が好きな人にはこの作品はどう見えるのだろう。河合優実さんが好きな人には?
井口くんのススメは悪くない。良かったとも言える(ファンの欲目か)。
彼の中にある暗さや、他人とのコミニュケーションに対する気弱で不安そうな部分の、素を使って役柄の空気を上手く作っている。自然な演技で映画初主演としては上出来だ。けれど、馬場ふみか演ずる宮子の、能面のような表情から間が空きすぎて繰り出される棒読みの台詞の一つ一つの意味がわからない。謎の女らしいがその魅力が全く描かれていない。ススメは彼女のどこが良いのだろう。意味不明な言動のみの宮子が、ススメの理解者だとはとても思えない。河合優実の蓉子も宮子と似たり寄ったり。主演二人よりはやや抑揚ありか。
135分とにかくストーリーの展開が殆どない。文芸映像作品なのかとも考えてもみるが、しかし全体的に映像が美しい訳ではない。宮子とのセックスシーンもいまいち(無意味な暗転多用で、これは演出が悪い)だが、好きな人の友達ともしてしまう必然性がどこにもない。ススメが性欲のやたら強い男だという描写もない。こんなことを言っては気の毒だが、ススメの自分の部屋のゴミ箱に向かってする自慰シーンは秀逸、井口くん頑張ったね。
最後に唐突に「長崎に行く」と。これがまた意味不明。長崎の借りたばかりの何もない部屋にしゃがみ込むススメの映像でいきなり映画が終わってしまう。これだけひたすら意味深に引っ張ったんだから、その先を見せてよ、と思う。
あちこちに散見する超常現象の伏線回収も全くない。どういう意味だったのか。
その他自殺云々の話の回収もなく、どこまで観客を途方に暮れさせるのか。
宮子の植物に覆われた部屋と、エンドロールのその部屋でのうさぎは良かった。うーん、うさぎが一番良かったかな。
流石にうさぎでは何なので。
セックスシーンではなく二人が服を着て横たわるシーンは、宮子バージョン蓉子バージョン共、照明衣装も良くどちらも綺麗な絵だった。
道路に横たわる宮子とその横に佇む蓉子に向かって「何やってんだよ!」と叫んで走るシーンだけは、ススメが爽やかだった。というよりこれが普通だよね感。
以前自分も芝居をやっていたので、多くの人達が時間もエネルギーも創意工夫も全力投球した作品を悪く言うのは好きではない(因みに劇中劇の小劇団の芝居は酷い)。
けれど、今日映画を観てきて食事の時に感想を話していたら、小学二年生の子供に「なんでそんな悪口ばかり言うの?もうその話やめて!」と言われたのでここに書いてみた。
この感想を書かずにはいられないと思い、「映画.com」に初めて登録した。
言いたくないけど、ぶっちゃけテンポ悪くてタルくて…まあ観なくても良い…かも?
井口理さん、馬場ふみかさん、河合優実さん、ごめんなさい。
井口くんがエゴサーチして、この感想文を読まないでくれることを願う。
こんなレビュー書いておきながら、そんなことを言う私こそ訳わかんないね。
井口くん、次の作品には恵まれることを祈るよ。あるいは、やはりシンガーとしての道を極めて欲しい…かも。
井口理くんの演技は、YouTubeドラマ『 GOSSP BOX 』の方が断然良い。
共演者もテンポも展開も圧倒的に良い。
4話に分かれていて短いので、検索して観てみて。
宮子さんは何者ですか
ゆったり~とした台詞
会話もポツリポツリ
抑揚なく話す
感情がどうなのか
わかりにくい
…宮子って何者なんだろう
男でも女でも付き合う
不思議な行動とか
種を明かさないまま…
そんな宮子に主人公のススメは
宮子と変わらないテンポではなし
宮子の世界を理解しようと
…がんばる
最初、なかなかでした
テンポにのれるか心配でしたが…
容子が現れてからなんとか
映像面でも
顔を出さない声だけの人とか
足をひかれても足を映さなかったり
音ととしてBGM の代わりの様な
水の中の音だったり
部屋いっぱいの観葉植物だったり
ベッドがなく床で寝たり
そしてベランダの物置の穴
とか気になるところがいっぱい
劇中のなかでちょっとした劇がある
この作品も劇ぽいのに…
その中で初めてススメは宮子と
反対の感想を述べる
…この事が彼を変えていく切っ掛けに
彼女のことを知りたい
と思っても彼女は何も話さないから
…宮子の一面しかわからない
道路で寝転んでいる宮子は…
不思議でいっぱい(理解できない)
何年も一緒に暮らしている
相手でも分からないことはある
ということなのかな
どんどん引き込まれていきます
相手を知ろうと頑張った…結果
自分自身も知りたいと
いま居る所を離れて暮らしたい
車の免許もとって…
いろんな世界を見てみたい
母親と仲良しの女友達の関係性
…人と関わって生きる人生
もいいなと思えた
…彼の独立宣言物語です
以外と最後は楽しめました
エンドロールのカーテンかゆれる
演出もよくてゆったりした
気分になりました
※ところで宮子さんって
本当にいたのかそれとも
想像上の人物かよくわからない
わたしもこの作品の一面しか見えてないかも
コミュ障
丸で水の底(多分海水じゃなく淡水)に居る世界観を描いた作品である
その自己評価の低さを全面に纏う主人公 そして他人から観てもその形振りが非社会性を否定し得ないヒロイン そんな2人が水槽、又は川底で藻に絡みながら生きている姿を捉えた、かなりのダウナー系作品、もっといえば"環境映像"の親戚のような作品なのかも知れない
今作品の白眉はやはりヒロインの馬場ふみかの演技であることは間違いない 所謂"不思議ちゃん"をこれだけ綺麗に演じるイマジネーションの具現化に感服である
あくまで主人公のキングヌーは狂言回し ヒロインの摑み所の無さに翻弄される様を表現するピエロである 只、演技力が・・・ 研鑽を積むのか、それともあくまで本来の音楽活動に於ける表現幅の増強狙いか、今後の活動如何である
今作は原作本がマストのストーリーだということを鑑賞後のネット検索で認知した それ位設定や役柄の説明は無い そもそも環境映像だから削ぎ落としたのだろうし、もっと知りたければ小説を読めということなのだろう こういう演出、企画があっても私は応援したい
全6件を表示