ひとりぼっちじゃないのレビュー・感想・評価
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うーん、今週(3/10の週)は数こそ少ないけど、これは…。
今年76本目(合計728本目/今月(2023年3月度)11本目)。
大阪ステーションシネマで見て、3割くらいの入りだったのですが(相変わらず、ちぎらくんとドラえもんばっかり…)、途中で帰る人が続出していたのが印象的でした。
私は「お体が不自由な方」にあたるので、1000円で鑑賞できますので、極端な体調不良や急な仕事依頼ほかでない限り、途中で抜けることはしない主義です。
…とはいえ、この映画、他の方もかなりの低評価であることからわかる通り、「何を述べたいのか」が本当によくわからないのですよね…。
この原因の一つが「セリフの少なさ」と、「突然大人の営みのシーンになる」など脈略のない展開やわかりにくい展開(セリフがないのは、音響施設がぶっ壊れているのかとすら思った)になり、そういう映画も確かにありますが(お客さんに考えてね、というタイプの映画)、そうすると法律系資格持ちは「法律的な観点」から見るくらいしかないのですが、上述通り「セリフの少なさ」がすごいので「何が論点で何が論点でないのか」さえつかめない(そういう論点を論じる前提として、何が問題なのかという「具体的描写がほとんどない」)のです。
どうも原作小説はあるようなので、その小説を読んでいないほうが悪いと言われればそれまでですが、通常は何らかの配慮がありますし、私一人だけでなく他の方もかなりこの点、「何が言いたいのか映画の趣旨がよくわからない」点には触れているので、程度の差はあっても、この点はやはりマイナスポイントになるのでは…と思います。
正直、余りにのセリフの少なさに「ストーリーの展開がおえない」状態で、「評価サイトなのに評価ができない」という珍妙な状況になっています。
ただ、「そういうテイストの監督さんなんだ」という点や、「積極的に低品質のものを流したものとは認めがたい」(2022年だと、大怪獣~や「それがいる森」レベル)ことも考えると、これらとの比較は必要になります。
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(減点1.0/映画の趣旨が理解しがたい)
・ 私一人だけならともかく、多くの方が問題視されているので、程度の差はあってもこの点は(個人差はあるにせよ)この点はどうしても否めません。
ストーリーの進みというところで交わされる「会話」すらもほとんどないので(音響施設のトラブルかと思えるレベル)、「何がどうなっているのか」さえ追いにくいです。
原作小説を読んでいる方だとある程度理解できるのかもしれませんが、私一人だけでなく多くの方が触れている以上、この評価は免れないのでは…と思います。
ただ前述の通り、「積極的な悪意を持って低品質の映画を流す」ということにはなっていないので(気分を害する表現、どうでもいい趣味的な表現、ジャンルだましほか)がない以上、減点幅としてもこれが限界(あるいは、0.8で4.2として4.0まで切り捨て)になると思います。
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見に行かれる方は本サイトのみならず、他サイトの評価サイトの評価も参考に行かれることをお勧めします(3/10の週の映画の中では特に群を抜いてわかりにくい)。
ゲスの極みを観たいですか‼️❓
原作者兼監督兼脚本家が、どんなに言い訳しても、主人公は性欲だけで生きる男。
不器用な見掛けや、病的な行動をどんなに考慮しても、宮子の友達の女の子を性欲の捌け口にしながら人間性のかけらも無い、ただ、自分が良く見られて、宮子を支配したい、性欲だけで、理解してくれると言いながら、誰一人として理解しようとしない。
ちなみに主人公は有名なミュージシャンで、この映画では、カメラ横のカンペを棒読みして、多分三日くらいの撮影、映画ファンをバカにした製作。
演技派の女優を演技させずに棒立ちさせる贅沢さ、贅沢の極み。
アレがいる森のコピペ、無意味。
こんなのがロードショーとは奇怪なり。
冥土の土産に観たらどうですか時間と金が無限にあるなら、どうぞ。
よく分からないけど、個性のある監督になりそう
評価が著しく低いので、見るか迷いましたが、他の映画クチコミではそこまで低くないので鑑賞です。
クチコミサイトの特性ですが、公開時に低評価の口コミが重なると厳しいですね。逆も然りですが。
決めては、河合優美が出ていることと、この春、同じ監督でもう一作品あるそうなので。
監督はもともと脚本家で、ドラマ映画アニメなどで活躍されて、この映画の原作の小説を出版されたそうです。Amazonの評価も高いので、これも観る決心のひとつに。
脚本家と小説家は似ている部分が大きいと思います。あたまの中のストーリーを文字に起こすという意味では同じ作業なので。
ただ、それを映像にする監督となると話しば別なのかも知れません。
見た感想ですが、「よく分からない」というところです。
まず、主人公のススメのキャラがよく分からない。悩んだりいろいろしますが、とても感情移入は出来ないです。他のキャラも同じで、なんでそうなるのか謎の行動が多く、何か種明かしとか大どんでん返しがあるのかと思いましたが。
ネットにある原作のあらすじを読むと、全然違う話でびっくり。
多分、映画の2時間に収めようとした段階で、色々とカットした部分が多いようですが、カットした部分が悪かったのか。
ネタバレなしにしますが、最後のあの決断も、「へぇー、そうなんだ、でもなんで?」って感じで、何も心が動かない。
原作レイプと言ってもいいくらいのレベルですが、原作の小説も脚本も監督自身なので、レイプではなく自爆ですね。
監督の頭の中にはキャラが描けているのだとも思いますが、初見の観客目線が欲しいですね。かなり厳しい。
ただ、絵作りとかとてもアーティスティックで、映画っぽい、綺麗なシーンやかっこいいシーンもあったので、個性のある映画監督になるのかなと思います。
不思議な部屋で住んでみたいと思いました。
「無駄なシーン」というには勿体ないですが、それでもやっぱり同じ時間使ってキャラクターを描いた方が良い気がします。
脚本家出身の新人監督さんということで、これからも期待です。もしかしたら自分の原作じゃない方がいいのかも。次の4月の映画「サイドバイサイド」は楽しみです。
最初から最後まで何やってるのか
2023年劇場鑑賞57本目。
なんか歯科医と馬場ふみかがいる話。
いやもうこうとしか言えない。
関係性もよく分からないし、今どういうことになっているのかも分からないし、どうなったのかも分からない。自分がバカになったのか、めちゃくちゃ国語の苦手な子の作文読まされているのか、さっぱり分からない映画でした。
晩ごはん何にしようか迷っていましたが、この映画で町の中華屋さんにしようと決められたので☆0.5プラス(笑)
ポコポコ、ポコポコ。水の中。
周りの人たちと違っていて、生きづらそうな男。あの「ジョーカー」の主人公の場合、スタンダップコメディの劇場に通って社会と適合しようと努力したように、この男は、患者に見立てた模型を相手に苦手な会話術を克服しようと試みている。草花に囲まれることや、自分を理解してくれる女性(ほんとにそうなのか疑問だったが)がいることとか、彼なりのやすらぎの場があるのはありがたいことだろう。歯科医師になれるくらいなのだから頭はいいのだろうが、どうみても社会性に乏しい。それならそれでいいのだけど、だったらもっとセックスも不器用に描いて欲しいと思う。彼らのような人種は、もっと自分の殻の中でもがいている。もしかしたら、亡霊のようなものだけではなく、ミヤコもヨウコも、現実から逃れたい彼の願望が産んだ空想の世界の住民なのかも知れないとも思った。
最後の母子の会話に、ちょっと前向きな人生が見えてホロッときた。たぶんに千葉雅子の演技によるところも大きいが、現実の自分が母の立場に近い(つまり身内にそんな人間がいるということ)からだろう。だから母の気持ちがよくわかる。少なくとも、ジョーカーのように道を踏み外すことなく、自分が生きていける道を模索する作業を諦めないところに光明があった。
ただ、それまでの話があまりにも凡長に見えて、しかも映画の尺が長すぎた。長いわりには、伝えたいことがいまいち伝わってこなかった。まるで、こっちも水の中で息苦しいような気分だった。
馬場ふみかと河合優美の無駄使い
ネクラでコミュ障気味の主人公には似つかわしくない彼女は、主人公が脳内で作り出した幻覚なのかもと思ったが、そうでもないらしい。
冴えない主人公が、ミステリアスな彼女に振り回される話ではあるのだが、どこかフワフワとした感じの、夢とも現実ともつかない物語に戸惑うばかりで、結局、何が言いたいのかが分からない。
劇中、演劇を観た主人公が「イラついた」と言っていたが、訳も分からず、何の伏線にもなっていないエピソードの羅列を延々と見せつけられて、こちらも、いい加減、イラついてしまった。
それでも、もしかしたら、ラストに、「自殺」に絡めたアッと驚くようなオチが用意されているのかもしれないと淡い期待を抱いたが、これも完全に肩透かしだった。
作り手としては、観客に解釈を委ねたのかもしれないが、これでは、あまりにも説明不足で、不親切過ぎるのではないか?
残念ながら…
馬場ふみかと河合優実が出ているので観た。
馬場ふみかの伸びやかで美しい肢体、河合優実の芝居と珍しく蠱惑的な表情。
それだけが取り柄。
全般に間延びしていて退屈だし、「謎の女」であんなぽんわりした話し方ってステレオタイプ過ぎるでしょ。
原作者が監督ということだから、意図通りなんだとすると残念ながら私には合いませんでした…
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