「みんな観葉植物」ひとりぼっちじゃない kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
みんな観葉植物
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宮子は植物と同化したような存在で、ススメは水の中で溺れながら彼女に近づこうとする。あやふやでもありながら超自然の関係。何か起こるかと思えば、そう大したこともない。女子でありながら鍵をかけない性格なのだから来る者拒まず・・・ススメはきりん男の内臓が食われるのは許せない。自己犠牲といった考えには相違があるようだった。もうブッダとウサギの世界観ですね。そんなウサギを飼っていた宮子の気持ち・・・ブッダというよりウサギだったのかも。
蓉子(河合優実)とのセックスシーンは唐突すぎて理解不可能。他の作品にも通ずる彼女の性格は宮子とどのくらい離れているのだろうか。ストーリーも宮子中心なのだからボカシが入ってるのだろう。
で、結局二人は付き合っていたのか?そこが一番の謎。さらに物置に入れられていた男。よくわからない。コミュ障だと思ってたススメもセックスする手順だけはしっかりしていたこと。答えは全く出ずに、呆れ果ててしまった・・・そして木彫りの宮子さんもぼやけてしまった。ただ、アリに食われていたセミがそのまま宮子だったのかと。比喩が多いな。
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