劇場公開日 2023年3月10日

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「よく分からないけど、個性のある監督になりそう」ひとりぼっちじゃない だるまんさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0よく分からないけど、個性のある監督になりそう

2023年3月11日
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鑑賞方法:映画館

単純

難しい

萌える

評価が著しく低いので、見るか迷いましたが、他の映画クチコミではそこまで低くないので鑑賞です。
クチコミサイトの特性ですが、公開時に低評価の口コミが重なると厳しいですね。逆も然りですが。

決めては、河合優美が出ていることと、この春、同じ監督でもう一作品あるそうなので。

監督はもともと脚本家で、ドラマ映画アニメなどで活躍されて、この映画の原作の小説を出版されたそうです。Amazonの評価も高いので、これも観る決心のひとつに。

脚本家と小説家は似ている部分が大きいと思います。あたまの中のストーリーを文字に起こすという意味では同じ作業なので。
ただ、それを映像にする監督となると話しば別なのかも知れません。

見た感想ですが、「よく分からない」というところです。
まず、主人公のススメのキャラがよく分からない。悩んだりいろいろしますが、とても感情移入は出来ないです。他のキャラも同じで、なんでそうなるのか謎の行動が多く、何か種明かしとか大どんでん返しがあるのかと思いましたが。

ネットにある原作のあらすじを読むと、全然違う話でびっくり。
多分、映画の2時間に収めようとした段階で、色々とカットした部分が多いようですが、カットした部分が悪かったのか。

ネタバレなしにしますが、最後のあの決断も、「へぇー、そうなんだ、でもなんで?」って感じで、何も心が動かない。

原作レイプと言ってもいいくらいのレベルですが、原作の小説も脚本も監督自身なので、レイプではなく自爆ですね。
監督の頭の中にはキャラが描けているのだとも思いますが、初見の観客目線が欲しいですね。かなり厳しい。

ただ、絵作りとかとてもアーティスティックで、映画っぽい、綺麗なシーンやかっこいいシーンもあったので、個性のある映画監督になるのかなと思います。
不思議な部屋で住んでみたいと思いました。

「無駄なシーン」というには勿体ないですが、それでもやっぱり同じ時間使ってキャラクターを描いた方が良い気がします。

脚本家出身の新人監督さんということで、これからも期待です。もしかしたら自分の原作じゃない方がいいのかも。次の4月の映画「サイドバイサイド」は楽しみです。

だるまん
だるまんさんのコメント
2023年4月19日

コメントありがとうございます。
井口理も出てましたね、、、意味は分かりませんでしたが。原作がないので、ネットで調べてもよく分からないですし、、モヤモヤします。

だるまん
トミーさんのコメント
2023年4月19日

完全に双生児作品でした。井口理も続投だったし。

トミー