「感動!…とはならないけどね」僕の特別な兄弟 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
感動!…とはならないけどね
子供の頃から20年間障害者用の施設「責任の家」で育った首から下が付随のセハ隊長と知的障害のトングの話。
インチキ臭い神父の園長が亡くなりトングを含む多数の知的障害者とセハが暮らす責任の家が経済的に成り立たなくなっていくと共に、支援の打ち切りが決まる中で、賞金の為にトングが社会人水泳大会に出ることになって…。
実話とは言っているけれど、そもそも園に介助する職員がいなくてOKなのか韓国は?から始まって、福祉は制度も職員もポンコツばかり、それ以外は皆良い人、あっ、セハはそうでもないか?という設定だったり、かなりフィクションが多そうだけど、友情?腐れ縁?共依存?
ストーリーが結構単純で、それなのに説明的でクドく感じるし先が読めてしまうしまどろっこしいし、そして何より登場人物に殆ど魅力を感じないし、というところはあったけれども、明るく愉しく幸せを感じられる作品でなかなか面白かった。
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