「映画としてではなく、知るべき事実」ヒトラーのための虐殺会議 小町さんの映画レビュー(感想・評価)
映画としてではなく、知るべき事実
ヒトラーは出てこず、ドイツの高官達がユダヤ人をどうするかの会議
ただそれだけのストーリーです
ユダヤ人問題の最終的解決について会議が、人として思ってなく、まるで物を扱っているような話し方に気持ち悪くなるくらいです
たった90分でビジネス会議のように淡々とスムーズに進む会議
これをずっと聞いているのがしんどくなってしまいました
途中アウシュヴィッツという言葉が出てきて「関心領域」を思い出しました
貨物列車に乗せて、そして行き着く先が「関心領域」のアウシュヴィッツ
たくさんのドイツ人の感覚が麻痺してたのでしょう
観ていて全然楽しくないし、俳優さん達の演技がどうとかそういうのでもないけど、実際こういう事があって、あんな悲劇に繋がったという事実は知っておくべきだと思いました
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