映画ネメシス 黄金螺旋の謎のレビュー・感想・評価
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サスペンスとしては3流でチープですが、広瀬すずがすごい
ドラマは見てから映画を見た方が良い。キャラクターが続いているので。
ドラマなしでもある程度楽しめると思いますが、思い入れがないと少し辛いかと。
広瀬すずファンですが、ドラマは1話だけしか見ていませんでした。上滑りしている感じと、サスペンスとしては面白くなかった。
特に、結末が決まっていてご都合主義で進むストーリーは、サスペンスとして二流ですらないと思います。
コメディ要素も、あぶない刑事のパロディとか、ちょっと上滑りしている感じでした。
演出も、無理に画面赤くしたり、一昔の前の演出で、はじめは辛いでしたが、コメディとして許せるようになりました。
ところが、、、映画になると知って最後まで見きりました。特に最後の3話は早く続きが、、、と変わっていました。
それぞれのキャラも良くて好きになっていました。
この映画でも、あのキャラクターが出てくると、おっ!と嬉しくなります。
相変わらず、終わりが決まって無理やりのストーリー感はありますが、ドラマの映画版として、正当なアップグレードだと思います。
ドラマよりストーリーがちょっと壮大になります。
ドラマはどこかコントセット感がチープでしたが、映画版は良くなっています。
決めゼリフとかキャラクターとか踊りとか、ちょっとチープだけど、クセになって期待していまいます。映画でも、それが出ると嬉しい。
あと、やっぱり広瀬すずは凄いなぁと。
全体的にチープな作り(たぶんわざと)ですが、怒ったり泣いたりするシーンだけ、引き締まり方が凄い。憑依する感じ。
橋本環奈も凄いけど。
普通のサスペンスとしてみると、ちょっと辛いかも知れません。
良くも悪くも広瀬すずを観る映画です。
予告編の編集だけはピカイチ
まあひどい脚本だね。テレビドラマの劇場版だから、キャラが立っている登場人物が、お約束のことをするのは、まだいい。だが、謎の組織のお粗末ぶりには、目が当てられない。バブル時の地上げ屋じゃあるまいし、ダンプでパトカーに突っ込んでどうするの。警官が殺したら、警察一家が血眼になって総動員かけるよ。
でも追いかけるのは、ネメシス一味だけ。リアリティ0を目指しているのかな?
螺旋の謎って、それ。さんざんな前フリして、その程度ですか?
製作陣を褒めたい事がある。夢のシーンと現実が何度もオーバーラップするから、一度の現場で相当ため撮りできたんじゃない。節約上手。
仮想通貨にウイルス仕込むとか、今どきテレビジャックするとか、驚く事がいっぱいです。マトリックスもどきのコントールセンターには、笑った。
予告編の編集だけはピカイチ。見に行きたくなるもの。
テレビの域を脱してない
ドラマも殆ど観てなかったが、広瀬すずと櫻井翔と、数字を稼げる2人の主演とあって、番宣には力入っていたので鑑賞。しかしと言うか、まぁ予想通りというか、映画として観る価値はあまりなかったように思うし、テレビドラマの枠を超える作品ではなかったというのが正直なところ。
アイドル櫻井のファンとしたら、ある程度こうしたコミカルなミステリ―作品も有りなのかもしれないが、広瀬すずには、もっと幅広い演技が期待できる、上質な作品を選んで出演して欲しいものだ。
物語は、探偵事務所・ネメシスの櫻井演じる自称天才探偵・風間と、その助手で、特殊能力を持つ広瀬演じる美神アンナ、そしてベテラン探偵の江口洋介演じる栗田が、美神の父が遺したゲノム解析のデーターを巡って、ひと騒動を起こす物語。そこに、美神が毎夜見る、仲間が殺される悪夢が、予知夢となって現実のものとなる、ミステリーの要素が加わった展開。
また、そのデーターを狙う組織が、二重構造になっていている分、結末には、多少裏をかいた演出も見られたが、どんでん返しというほどの内容でもなかった。また、自分の解釈が不十分だろうが、佐藤浩市演じた窓の存在が、どうもよく分からないまま終わってしまい、消化不良。
アクション・シーンでは、広瀬がカンフーを頑張ってはいたが、完成度という点では程遠い。その他の出演者も、真木よう子や橋本環奈、勝地涼等と、それなりの顔を揃えているのに、脚本が悪いのか、監督が悪いのか…、あまり作品を切るのは好きではないですが、お金を出して客を呼ぶには、物足りなさを感じた。
ドラマ観てないと分からないキャラだらけ
自分は、すず推しなので、ドラマも観てました。今朝も再放送観て、いろいろ思い出して着席。
まずは、すず演じるアンナの悪夢から始まる。そのまま危険な展開かと思ったら、お犬様の誘拐事件、おや、普通の探偵ぽいストーリーもあるのかなと思ったら、何も動かないまま、危険な方へ。とにかくアンナの夢と現実が行ったり来たり。寝始めるシーンが少ないし、予知夢の話なので、夢か現実か分からないまま、友人達がどんどん死んじゃうのがショック!あら、生きてんじゃん。あら、死んじゃったの繰り返し。
ドラマと違って今作の事件はアンナが狙われる重めの流れだった。自分のせいで友人達が殺されてしまうアンナの辛い気持ちのお陰で結構ウルウルしちゃった。あれっ?て思ったのが櫻井翔演じる風真が、それほどポンコツじゃなかったところ。だからあまり笑えませんでした。江口洋介演じる栗田がいつ殺されるのか心配で、最初から最後までハラハラ。佐藤浩一演じる窓が不思議な立ち位置で楽しかった。仮想空間の様な世界でのすずのアクションもキレが良かったよ。
夢と現実の交差
夢か現実か
どこまでが夢か現実か、すべてが夢か?
窓の存在が肝
日本テレビドラマの映画版。
見ていなくても冒頭に説明があるので初見でも大丈夫だとは思います。
これを映画化するのは難しかっただろうな。
まずドラマ版より映画らしい派手さがないといけない。
ドラマのレギュラーメンバーの見せ場がなくてはいけない。
ドラマをひきずり過ぎると初見の人は分かりにくい。
なのでドラマ上での役割そのままに、夢の世界の話にしたんでしょうか。
初見でも分かりやすい話ではありますが、
視覚的な分かりやすさがないのでこの人達はどっちの人?
あれ対立してるの?どうして?と迷ってるうちに終わりに近づきます。
いきなり人が死ぬし、夢の中で思わぬ人が殺人を犯すので
そういうのに耐性がない人はきついかもしれない。
佐藤浩市さん演じる窓の存在感が、夢世界の話を崩さずにいられたのかなと思います。
妙なタイミングで切られるシーンに違和感
話が分かりにくいのは、作品の出来が悪いのか、自分の頭が悪いのか・・
広瀬すずのクローンを手に入れた‼️❓あ、夢かー‼️❓
ドラマ追い
テレビドラマ観ていたので、上映時間も短いし、という流れで鑑賞です。単純な推理ものかと思いきや、途中から少しSFテイストが入って、意外に設定が複雑になって最後まで観たドラマでした。映画も内容を引き継ぎ、ドラマから2年後から始まる。
はなから夢オチ展開で、「インセプション」やうる星やつらの「ビューティフル・ドリーマー」のようなストーリーだ。どこまでが夢でどこまでが現実か、今目の前のものは作り出されたものではないのか。そんな夢幻が混在して観る側を混乱させていくやつだ。
しかし、本作はそれほど深い展開があるかというと、それうでもなく、疑心暗鬼にならずすんなりとストーリーを追える。この辺はテレビからの視聴者を意識してだろう。
劇中出て来るトンデモ設定の機械などは、荒唐無稽さを求めたのかもしれないが、それにも驚きはなく、少々期待はずれなのは否めない。
テレビ版のキャストが勢揃いで、それぞれ見せ場はあるので、ドラマのファンは楽しめるだろう。追加で真実が明らかになったり、続編映画の役割も一定果しているものの、少し上滑りかな。まあ、テレビドラマ観ていれば、普通に楽しめるかな。
映画化の典型的な失敗例
テレビシリーズの締めに映画化というのが最近の流行りになっているようだが、それに値しないシリーズも多い。本作はその典型である。この程度の内容であればスペシャルドラマで十分であり、わざわざ金を払ってまで見に行く必要が感じられなかった。
主人公の特異性は冒頭でサラッと説明されるが、他のキャラたちは一切説明されないので、テレビドラマを見ていることが前提である。道具立ても荒唐無稽で、リアリティなど求めても無駄である。他人の夢を自由に操るばかりか、起きている者の視覚を奪って別な映像をみせられるのであれば、小娘一人騙すのに使うなど愚かの極みであり、実質的に国を乗っ取ることや、プーチンにウクライナ侵攻をやめさせることも朝飯前であるはずだ。
何度も執拗に見せられる悪夢と言い、やたら残虐な場面が多い。殺害される人物の理由の描き方も不十分で、果たして彼らが殺される必要があったのかは全くの謎でしかなかった。人の命の扱いの軽さは、1970 年代の連合赤軍の活動家のように軽く、見ていて非常に不愉快であった。殺人の残虐さだけがやたら強調されており、他の場面のコミカルさとは全く溶け合わなかった。
キャスティングは非常に贅沢で、ほんのチョイ役に有名俳優を配していたりしたが、勿体無いと思うばかりであった。広瀬すずの見せ方も一面的で、何故彼女がここまで大切にされているのかがよく分からなかった。そもそも、あれほど大事にしていたデータの正体が何だったのか結局不明のままというのは詐欺ではないかと思った。
道具立てが仮面ライダーより荒唐無稽で、その解決法も結果も不十分というのでは、見る価値があるのかと思わせられた。製作陣がこれでホントにいいと思っているのだったら、映画の面白さや映画化の意義について根本から考え直すべきだろうと思った。
(映像3+脚本1+役者1+音楽1+演出2)×4=36 点。
ドラマよりずっと良い‼️
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