Never Goin' Back ネバー・ゴーイン・バックのレビュー・感想・評価
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働いて食い扶持を稼ぐ、しっかりしてるじゃん
ヤクに下ネタに汚物、下品でキタナくてヤバい、映倫はこれをスルーしちゃうんだ!?
だけどここまで突き抜けるとむしろ清々しかったりする。笑えるし。
ノーテンキに生きている彼女たちは16歳なのに「親」の影がない。野放図で知性もない。ちゃんとしつけられてないホワイト・トラッシュの機能不全家庭の子たちなのは一目瞭然だけど、この年齢で自分への責任は自分で持つもの、働いて食い扶持を稼ぐのは当然と思っており、しっかりしているのが意外。旅行に行くお金が不足ならバイトのシフトを増やして稼げばよいという発想は極めて真っ当です。なので失業は怖いし、働かずに金儲けしようとする兄貴たちに働け、と説教したりする。年齢はコドモだけど甘えていないので応援したくなる。ミソジニーじじいの金庫のお金盗んでるけど、まあ、いいんじゃないの、ジイさんクソだし。自分で稼いで好きなように楽しく生きて、何も悪いことはない。生きていくためには働いて稼ぐ、が信条なのでおとなになってもブッチとサンダンスみたいな末路にはならないと思う。
若くてキラキラしている「今」の真っ只中の彼女たち、単純にいいなあと思う。
ブランドンに3P持ちかけたのも実体験?
ファミレスでアルバイトする女子高校生ふたり組のアンジェラとジェシー。アンジェラがジェシーの誕生日プレゼントにサプライズ旅行を思いつく。行き先はガルベストンのビーチ。ジェシーの兄貴もフリーターで、葉っぱ売りを目指している。彼らは同じ家を借りてシェアして住んでいる。クズな兄貴のせいで水道も止められる。訳あって親はいないみたいだ。祖父母の家には戻りたくないから、必死にアルバイトして高校中退。ジェシー(カミラ・モローネ)の方が骨盤がバーンと張っていて、すごくセクシー。カミラはディカプリオと付き合っていたんだって。ほほう、なるほどなるほど。きもがすわってるのよ。
今、上映しているグリーン・ナイトの
デビット・ロウリー監督はこの映画のフリッゼル監督の夫らしい。いいねぇ、夫婦で。しかもこのストーリーは監督の実体験がちりばめられているらしい。アンジェラのほう?ジェシーの方?
ずいぶんと成り上がったもんですねぇ。羨ましい。
うんちをずっとがまんするジェシーが大好き。もちろん、大瀑布ような怒涛のトイレシーンも。
彼女たちの地味な制服。派手さはないのにアンナミラーズの制服見たさに大きなパイを食べに行った遥か昔にタイムリープさせてもらいました。ラリってる演技サイコー。
ビックリしたのはスーパーでプルーンをタダで味見しまくる彼女たちに立ちはだかり、盗人、娼婦呼ばわりしてきた老夫婦が、ブランドンのサンドイッチ店のオーナーだったこと。ブランドンを無理矢理帰らせ、自分のイチモツをバーガーのバンズに挟みマスタードをかけて自撮りして愛人に写メを送る変態オジサン。ゲロ吐きたいのはこっちだよ。いかにもホラー映画に出てきそうなあの気味の悪い俳優は誰よ!気になってしょうがない。
これも実体験?
テキサス怖すぎ。
金庫のお金はそんなに大金じゃなかったような。家賃払って、ガルベストンに行けたと願っております。ビーチでビキニ着てドーナッツ食べたかっただったんだよね。よしよし。
A24の映画にしてはストレートな爽やか系どした。ZOLAもお下品だったけど、こっちの方がより身近なお下品さ。お馬鹿映画ばんざーい❗
最高!今年一番笑った
おバカ映画とみせかけた巧妙な社会派作品ですね。
アナーカ(アナルコ)・フェミニズムってこういうことかと理解した。
レストランの店長の言葉がよかった。将来だとか安定なんか考えず、今この瞬間を愉しむってことが生きることなんだと思う。やるなら今しかねえ。
結論
ミソジニー野郎にはゲロをぶっかけたうえで金を奪ってもいい。
Hot dog
A24関連で「Zola ゾラ」と似たものがティザーの時点で感じましたが、あっちよりかは楽しめました。
基本的にクスリにまみれ、海に行きたいだけなのに色々と巻き込まれるという珍道中が展開されます。突き抜けたバカっぷりに時々引きましたが、突き抜けていること自体は評価したいです。
吐血のようにゲロを吐いてキモ親父をぶっ倒したのはめっちゃ笑いました。ここが今作のハイライトでした。
内容は面白いくらいないですが、たまの息抜きにこう言うのも悪くないなと思えた次第です。まぁバカすぎるのは問題ありですが…。A24今年もお疲れ様〜。
鑑賞日 12/18
鑑賞時間 17:45〜19:20
座席 G-5
【貧しき女子高生2人の再生の物語かなと思ったら、トンでもおバカ&お下劣ムービーだった。”ええっ、そんな事を描いて良いんですか!”シーン満載のクスクス笑える作品である。】
ー アンジェラとジェシーは、高校にも行かず兄ダスティン(えーっと、どっちの兄貴だっけ・・。)と同居している。部屋では二人で一緒にベッドに寝て、クスリもやっている。
で、時折、ダイナーでバイト(店長、超良い奴である。)するダラダラした日々を過ごしている。
だが、アンジェラがジェシーの17歳の誕生日を祝うために、”サプラーイズ!”で予約したリゾートビーチを家賃を使う所から、おバカムービーは、始まる・・。
◆感想
・クスリの密売に手を出したダスティンたちのせいで、警察にクスリの使用跡を見つけられたアンジェラとジェシーは、アッサリ勾留。
で、旅行費用に使ってしまった家賃を稼ぐためにシフトを沢山いれていたのに、ダイナーに行けなくなってしまい・・。
ー ココから、ジェシーの便秘の日々が始まる。どーやら、家のトイレでないと駄目らしい。クスクス。で漸く釈放となる訳だが、誘われたパーティで汚れたダイナーの制服を洗濯しようと思ったら、クスリパーティで・・。
油断して、特製ビスケットをガツガツ食べていたら,そこにはクスリがテンコ盛り・・。
アンジェラとジェシーのクスリで飛んじゃってる表情。
けれど、ダイナーの店長に詫びを入れるために、必死に店へ辿り着くが・・。
序でに言うと、二人が過去、店長に詫びを入れるシーンが可笑しい。
1.交通事故に遭ったと見せかけるため、アンジェラがジェシーの顔をブロックで殴ろうとするシーン
2.店の牛乳をがぶ飲みして、店長の前に豪快に吐き出すシーン。
□:で、二人を赦した店長。アンタは、偉い!
だが、今回ばかりは駄目であった・・。そりゃそーだろう。ラリッテいるし、制服ボロボロだし・・。-
・一番びっくりしながらも、面白かったのは、ブランドンが任されているちっちゃなアメリカンドッグの店での騒動だろう。
アンジェラとジェシーはブランドンに3Pを持ち掛け、その間にレジの金を盗もうとするが(ここの、3人の掛け合い漫才みたいな遣り取りが可笑しい。)そこに現れたのは、スーパーマーケットで、ジェシーの便秘を治すために、つまみ食いをしていた二人に、説教垂れた大柄な老白人。で、ブランドン大慌て。老白人は店のオーナーだった!
慌てて隠れたアンジェラとジェシー。そして、アンジェラが見たモノ・・。
”あのアメリカンドッグは、食べたくないな!”それにしても、若い女性に説教を垂れるような輩には変態が多いのかな・・。
で、突然ジェシーを襲って来る激しい便意!で、・・ジェシーはバケツに・・(以下、略)。で、その強烈な臭いのせいで、ドアを開けて変態老白人にアンジェラは激しく嘔吐を繰り返し・・。
□:イヤー、吃驚したなあ。アンナ可愛い女性のアンナシーンを見てしまうとは・・。
<けれども、失神したオーナーから金庫の金をたんまりと盗んで、二人は憧れのリゾートビーチへ行きましたとさ。犯罪じゃん!!
面白かったなあ・・。私もこの作品が面白く感じたという事は、変態なのであろうか・・。ウーム。>
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