劇場公開日 2025年1月31日

ベルサイユのばらのレビュー・感想・評価

全294件中、1~20件目を表示

5.0名作「ベルばら」を2時間弱で駆け抜ける

2025年2月10日
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鑑賞方法:映画館
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猿田猿太郎

4.5ベルばら初心者の私は今も余韻が抜けない

2025年2月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

興奮

私が持ち合わせている『ベルサイユのばら』の知識は「男装をした女性がいる」という知識のみ。名作と言われているしこの機会に見てみようかなと、気軽な気持ちで見てみた。

上映が終わり、周りが明るくなった時
何度もこぼしたポップコーンの跡と(映画館の方すみません)何度も涙を拭ったことでの頬の乾燥が、この映画の衝撃と感動と、名作の偉大さを表していた。

原作やアニメを好きな人が見たら評価は違うかも知らないけれど、この令和の時代で初めて『ベルサイユのばら』を見た私には、彼らのそれぞれの生き様や信念に釘付けになった。

映画はディズニーのようなPOPSのミュージカル調だった。しかも深層心理を表しているため、海の中だったり空を飛んだり、花が散ったりの、まるでアニメのOPやEDのイメージ映像。最初は戸惑ったものの、まー『レミゼラブル』だってミュージカルだし、宝塚の『ベルサイユのばら』だって歌うしなと受け入れてからは逆にこの音楽で泣けた。というか曲が全部良い。声優さん達の歌がうますぎる。

ストーリー構成は、あの長いフランス革命を2時間でやろうというのが土台無理な話で、けれど音楽に任せるところで初心者が見ても理解して楽しめる構成になっていた。もしかしたらあのキャラがいないだの、あのシーンが無いだのあるのかもしれないけれど『ベルサイユのばら』の初心者入門総集編としてはとても良い作品なのではなかろうか。なんせ私はこれをきっかけに原作絶対読むってなったので笑

1日経った今でも余韻に浸っている。彼らの強い眼差しが忘れられない。オスカルとアンドレに出逢わせてくれてありがとう。もし映画化されていなかったら、私は彼らを知らないまま人生を終えていたかもしれない。
名作はいつの時代になっても色褪せないから名作なんだと思い知らされた。

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AZU

4.5オスカルの魅力を余すところなく

2025年2月28日
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鑑賞方法:映画館

旧テレビアニメ版よりも原作に忠実に、オスカルの生きざまを中心に構成する内容で、リメイクした意義のある作品となった。革命の要因となる民衆の困窮などの描写は原作と比べると減っている、尺の都合が大半だろう、しかし、オスカルというキャラクターの哲学、魅力は余すところなく描いてみせたと思う。「人が自由であるのは心のみにあらず、髪の毛、指の先まで自由であるべき」の信念を貫くカッコいいオスカルがアニメで見られたのは感無量だった。沢城みゆきのオスカルが本当にカッコいい。
マリー・アントワネットに関しては、デュバリー夫人やポリニャック夫人、首飾り事件などがカット(ミュージカルパートでダイジェスト的に流れるが)された関係で、ともすれば自分勝手に嫌な人に見えそうなところを、平野綾の気品ある芝居で押しとどめていた。少女時代と大人時代の演じ分けも見事。宝塚みたいに「マリー・アントワネット編」とか「フェルゼン編」みたいに各キャラクターメインのエピソードとか作ってほしい。ベルナール・シャトレとロザリー編もほしい。

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杉本穂高

3.5無理難題を歌とイメージで突破しようとした製作陣の蛮勇にビビる

2025年1月31日
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村山章

4.0池田理代子による原作劇画のパワーを再認識

2025年1月31日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

宝塚の舞台はもちろん、TVアニメにもなった人気劇画初の劇場用アニメをこのタイミングで観ると、改めて池田理代子の原作がいかに優れていたかがよく分かる。フランス革命という史実をベースにした男装の麗人、オスカルと、オスカルの従者で幼馴染みのアンドレの悲恋物語は、拘束が強い時代だからこそ価値がある、自由の意味を問いかけて来るのだった。あの『ベルばら』ブームの本質はここにあったのかという驚きと共に。

アニメ映画としての視覚効果については議論が分かれるかも知れない。でも、隙間だらけのスクリーンを埋め尽くし、そしてそれを凌駕する物語の熱さに、思わず込み上げるものがあったことは事実だ。

それにしても、オスカルとアンドレの関係性に潜むジェンダーというテーマが改めて浮き彫りになったこと。そこにも、池田理代子の視野の広さを感じないではいられない。

昔、話題になった劇画のアニメ化という表層だけで判断せず、劇場に足を運ぶこそをお勧めする。

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清藤秀人

3.0何を見せられているのか

2025年5月6日
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ちさここはる

5.0その生きざまにあっぱれ

2025年5月5日
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泣ける

悲しい

興奮

一人の女性として、軍人として、人間として真摯に生きるオスカルに素直に感動しました。

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あつし

5.0自由を貫いた美しき薔薇達の最期

2025年5月5日
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これほどの作品だったとは。。
原作の力たるや底知れぬものがある。

激動の時代を生き抜いたオスカル
その気高さ、美しさ、切なさ
全ての感情を鷲掴みにされる壮絶な2時間だった

序盤は王宮ラブロマンスかと思われたが、後半は革命を経て戦争色を強め、完全な歴史群像劇になっていく
そして苛烈な戦闘描写は、絢爛豪華な絵柄とは対照的に生々しく凄惨なものであった

難点を挙げるとすれば、あまりにも挿入歌が多すぎる点
そしてその曲調が現代的というか、時に2.5次元的で作品から浮いてしまっている点であろうか
もっとじっくり見ていたいのに興を削がれる場面もあったのは残念だ

とはいえ、原作が持っている凄み
現実に横たわっている歴史の重み
その中で生き、そして死んでいくキャラクター達
一人一人の想い
これらは何者にも変え難い魅力を放っていた


時代
性別
貧富
ありとあらゆる価値観がぶつかり合い
世界の終わりと始まりが凝縮されていた

せめてあの世でくらい、彼ら彼女らが分かり合えていることを願うばかりだ

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ジョイ☮ JOY86式。

3.5終盤は充実しているが、前半は駆け足すぎるかも

2025年5月4日
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鑑賞方法:VOD

 原作漫画は未読だが、アニメ版の「ベルばら」は幼少期、夕方の再放送で何周もした作品。特に大学生で全話見返した際のインパクトは大きく、アンドレ視点での哀しみが、胸の奥に刺さっている。
 2025年の映画版も、重要なポイントは抑えられていた。ただ外連味タップリな出崎演出が染み込んだ視聴者としては駆け足すぎる印象。歌曲でストーリーを進行させるミュージカル風演出も嫌いじゃないが、曲がポップス調な事に違和感があった。
 終盤、アンドレとの悲恋がガッツリ描かれているので大きな不満はないが、どうしてもTVアニメに比べるとフリが少ないなと、ないものねだりはしたくなる。

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LittleTitan

4.0中高生の頃、夢中で読んでスピンオフの作品も全部読んだと思います。ア...

2025年5月4日
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中高生の頃、夢中で読んでスピンオフの作品も全部読んだと思います。アニメ版は主題歌をカラオケでよく歌ったかな😅

とにかく少女マンガあるあるの花やキラキラが満載でしたね。
途中、ナポレオンがちらっと出演していたのが胸アツでした。

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piroko

3.5今時に描写

2025年5月3日
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アキコ

2.0タイパ時代の「ベルばら」だった🌹

2025年5月3日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

単純

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𝖒𝖚𝖓𝖆𝖈𝖞

2.0PV?

2025年5月2日
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ドキドキ

劇場に観に行く機会を逃したので、ネトフリで視聴しました。
自分は「ベルサイユのばら」というと宝塚(安奈淳とか鳳 蘭とかの時代)が思い浮かぶか、1979年公開の実写のカトリオーナ・マッコール主演の「ベルサイユのばら」になる。
宝塚のきれいな「ベルサイユのばら」を観ていた小学生当時、なんとなく家族で行ったカトリオーナ・マッコールの「ベルサイユのばら」、その中でオスカルが自慰行為をするシーンを見て、小学生だった自分は衝撃を受けた。
そして、2025年版のアニメ「ベルサイユのばら」の話、これはPVなのか。
ミュージカル的ともいえるけれど、さらっと歌で話を進める。
その辺は宝塚のイメージがあるから 逆に物足りなさを感じるけれど、つまるところPVアニメに見えてしまう。
「ベルサイユのばら」を110分程度でまとめるのだからかなりの端折り具合でもある。
最近のアニメの傾向だと2部作とか3部作にしちゃうのだろうけれど、それをしなかったのはよい判断だと思う。PVのようにみえるのは、そういう判断からの構成演出のせいなのかもしれない。

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ちえべ

4.0よくまとめきった

2025年5月2日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

ネトフリで配信解禁となり早速見ました。
漫画未読・昭和のテレビシリーズを劇場版公開記念youtube配信で見ました。テレビシリーズは10年前にも全話視聴。宝塚版未見。

約2時間の映画作品にまとめるために、思い切った取捨選択でしたね。
「ベルサイユは大変な人出ですこと」の名言が出るデュバリー夫人とのバトル。
ポリニャック夫人の暗躍。
ド・ゲネメ公爵、ジャンヌ等々、物語を盛り上げる素晴しき敵役のエピソードが、劇中流れる映像のみで表現。

オスカル、アントワネット、フェルゼン、アンドレの恋物語にフォーカスを当てるのは必然だったかと。ロザリーの出番も相当抑えられたものになったのも、止む無し。

時間的制約の中で劇場版での解釈も
・アンドレの目の怪我が黒騎士との戦いではなく、民衆の暴動からオスカルを守るため
・アントワネットの恋を密告する手紙でルイ16世にバレる事。その上でアントワネットの心情に理解を示すシーン。(テレビ版ではなかったかと)
・オスカルとアンドレの結ばれるシーンの違い(劇場版の方がとても自然ではある。テレビ版は無理があるがドラマチックではある)
・アンドレの亡くなるシーン
・オスカルの亡くなるシーン

個人的には許容範囲の演出と感じます。

一方個人的に違和感を感じる演出もありました。
・劇中歌が今風すぎて、とても違和感。ミュージカルのような演出は宝塚ファンに向けた演出で良いのですが、曲のイメージを個人的にはクラシカルにして欲しかったですかね。
・アントワネットとフェルゼンが結ばれるシーン、ハートがキュウピーンと光り、天にビームのように登るのはやり過ぎかと(笑
・女子漫画の古典的表現方法の「驚きの白目」「目元の縦線」に、少し笑ってはしまうも、これは良い演出だと思います。
・アランの無骨さは昭和版のほうが・・・・とはいえ、今の時代はこのくらいのマイルドさで良いのでしょうね。

 違和感はあるのですが、私個人がおっさんなので作品のターゲット層ではないことは十分理解をしているので、これで良いと思います。若い女性ファンの掘り起こし、昔からのファンに向けているし、4人の恋模様がメインなので良いと思います。

現代の解釈に戸惑いを感じながらも、物語とキャラクターの芯がしっかりと立っているので本作品も楽しいし、感動します。「良い悪い」ではなく「好きか嫌い」か(それも2択という極端なものでもありません)

あとはオスカル役の沢城みゆきさん、素晴しかったですね。彼女でなければ今のオスカルは表現出来ないだろうと思います。様々なシーンでその時の感情がしっかりと伝わりました。

あわせて、アントワネット役の平野綾さんも、天真爛漫な少女からオスカルとの別れのシーンの重厚な演技素晴しかったです。

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ヤナコ

3.0歌はやはり

2025年5月2日
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ミュージカル嫌いではないのですが、この作品のはちょっと。。。

途中まで見るのも後悔するほど、寒々しいシーンばかり。
でも後半は良くなりました。

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ボケ山田ひろし

4.0記憶を呼び戻された

2025年5月1日
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みゅー

4.0感動しました

2025年5月1日
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鑑賞方法:その他

結構昔からアニメやタカラヅカなどで放送や上演された名作です
私は女の子のアニメと思い全く興味が無かったのですが今年映画が上映されてNetflixでも話題となり鑑賞することにしました
名作なのがわかりました!
もっと詳しく知りたくなりましたよ
アニメですが子供向けではないので中高生以上の人に観て欲しいですね男性も良かったら是非!

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883HT

3.5心の自由に従って、哀しく、誇り高く、美しく、咲き乱れたベルサイユのばらたち

2025年5月1日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

興奮

ドキドキ

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近大

5.0タイトルなし

2025年5月1日
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原作、アニメの大大大ファン!

イメージ壊れるちゅうねん!と思い劇場に足を運べなかった作品

Netflixで配信が始まったため観賞しましたが…

これが物凄く良かったんですな!

私の中ではオスカル様の声は田島令子しかあり得んかったけど、沢城みゆき素晴らしかった
全く違和感なく惹き込まれたし

本当に原作に忠実に描かれてて、聞きたかった台詞も聞けて満足やった(オスカル様とアンドレのラブシーンは、えっ!?そこまでやってくれるん?って思う程笑)

最初はミュージカルにする必要ある?って思ったけど、必要あります!

只今、映画館で観なかった事を激しく後悔中…

やっぱオスカル様の最後の台詞は「アデュー」より「フランス万歳!」の方がええな

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ぱるる

3.0今日の16時が配信開始なので、さっそく見ました

2025年4月30日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

驚く

ドキドキ

私がものごころついたころには漫画の方は完結していて、小学生でテレビアニメを見て、劇場版アニメを見て、実写版映画を見て、宝塚のベルばらを見て、それから何十年経ったのでしょうか。

今作の『ベルサイユのばら』アニメ劇場版が再び作られるというので、今日がネット配信開始日で、自宅で鑑賞しました。

何が変わって、何が変わってないのか、大きく変えられたらいやだけど、作画のテイストは変わらず(より繊細になっていました)ほっとしましたが、誰に遠慮することなく、「くさむらに名も知れず咲いている花ならば~」と、歌いながら、思い出に浸りつつ、なつかしいベルばらの世界に浸ることが出来ました。昔みたベルばらとストーリーが少し異なっているのは、映画の枠に収めるため、よくあることなので、細かいことは気にしません。大筋があってればOK!

ほぼほぼ最高の気分で見てたのですが、すごく違和感があったのは、音楽でした。

まず、アニメの主題歌が、いつまで経っても流れてこない!!

今作の音楽は私には合わなかったなあ。
従来のベルばらだと、フランス革命当時の音楽でも革命に合ってる音楽や、ベルサイユ宮殿の中に流れている音楽、街に流れている音楽が、チェンバロの演奏とか、当時の音楽を効果的に使っていたんですが、ディズニーアニメを意識してるのか、ディズニーアニメのミュージカル風になっていて、これはこれで、今の若い世代の人たちには受けるのかもしれませんね。

ただ私は、音楽は昔のバージョンの方が好きだなあ。

エンディングの最後の、最後のおまけでいいから、「薔薇は美しく散る」と「愛の光と影」も、今作の主題歌「Versailles – ベルサイユ – 」を歌った絢香さんに、歌ってほしかったなあ。
「ベルばら」は伝説の作品で、「薔薇は美しく散る」と「愛の光と影」は私たちの世代の人は気が変になりそうなくらい作品に感動しながら、主題歌をくり返し歌って、ベルばら愛を育てて来たんです。あの主題歌がないと、ロス感があって、さびしい、というか物足りないんです。

少女時代にベルばらが大流行してオスカルやアンドレの恋の行方に夢中になっていたころは、フランス革命は海の向こうの歴史物語で他人事でした。最近は日本国内で米の値段が高騰して、台湾有事で沖縄の子供たちを疎開させる可能性を日本政府が検討しているとか、不安を感じることが増えてきました。政情不安の時代はこないでほしい。フランス革命のようなことを起こさなくても、皆が幸せで暮らせる世の中であってほしいです。

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山川夏子
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