ベスト・フレンズ・エクソシズムのレビュー・感想・評価
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エイスグレイド2
エイスグレイドのエルシーフィッシャーの近影がエリオットペイジのようになっている。撮影用の変身なのかもしれないが、転換したようにも見える。自認するpronounsはthey/themだそうで外観上はすでに女子の面影はない。(they/themは一般的には複数形だが性自認においては彼(he/his)とも彼女(she/her)とも言われたくないノンバイナリーの人が使うそうだ。)
エルシーフィッシャーの、おっとりしていて、なんとなく猫背で、毎朝クレアラシルをぬりたくっているような素朴な印象に好感をいだいているが、当人はそのようなエイスグレイドに囚われた見地から見られるのが嫌なのかもしれない。
エレンがエリオットになったとき、祝福があふれた。あたりまえだ。女のときのほうがよかったなんて言ったら非礼だし、ここみたいな泡沫アカウントでないなら炎上必至である。lgbt絡みなので公人なら弩級炎上になるだろう。
ただし単なる映画ファンとしては“もういないエレン”にたいして一抹のさびしさがあった。junoもローラーガールズもBeyond Two Soulsもタルーラもすきだったからね。
エルシーフィッシャーだっておなじ。男子になったら公的には祝福しても、寂しくなるだろうな。──というわけで、もしかしたら最後の女子版エルシーフィッシャー映画。
imdb5.3、RottenTomatoes51%と36%。
親友グレチェン(Amiah Miller)が悪魔に憑かれ、それを助けるために奮闘するアビー(エルシーフィッシャー)。
テイクオンミーではじまり、部屋にボーイジョージが貼ってある時代。サントラにもカルチャークラブが流れる。
コミカルな学園ドラマに仕立てつつも、なんとかして友人を助けようとするアビーの真摯な友情に心をうたれた。
ミッション系学園のとりまきも活き活き描かれている。個人的にはエイスグレイド2と言っていい感動作だった。
悪魔に憑かれた親友グレチェンに酷いことをされても、どこまでも信じるアビーがけなげだ。この監督は、純真さで濃色が出てくるエルシーフィッシャーの使い途を知っている。
かんがみてエクソシスト関連でもっとも色を発してる映画でもあると思う。
マッチョと伝道ビジネスをあわせたレモンブラザーズの一員で、ヨーグルト好きのクリスチャンとアビーが悪魔払いをする様子はウィリアムフリードキンだって感心するにちがいない。パワフルでアイデアも熱量もある。5は盛りすぎだが、世評はアンダーレイテッドだと思ったので。
時間潰しに最適な大変ヘルシーでノー天気な楽しい悪魔払いもの。『エクソシスト』を見ていればより楽しめます。80年代の音楽も嬉しい🎵
①『Eighth Grade』で好演したエルシー・フィッシャーの演技だけでもっている感じ。
②クリスチャン役の俳優、どこかで見たな、と思っていたら『Promising Young Woman』に出ていたね。『Help』ではエマ・ストーンの恋人役だったらしいけど全然記憶にない。
おバカ映画
ティーン向け映画かと思いきや、麻薬描写、エロ台詞があるので、20代向けなんだろう。
一言で言えば、
80年代の学園モノにホラー要素を合体させた作品。
ホラーなので、もっとグロ描写満載かと思いきや、イジメというか仲間はずれがメインになってて…
「ありきたりのホラーにはしない」という制作者の意図が感じられる。
とは言うものの、やっぱりおバカ映画。そういう前提で見るべし。
どっちに持って行きたいのか分からない
ある日、アビーの親友グレッチェンが何かに取り憑かれたように豹変してしまい…。
Amazonプライム独占配信作。序盤はティーン向けホラーとして真面目な展開ではあるが終盤で急にふざけ始めるので何とも言えない気持ちになる。まとまり方がいまいちでした。
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