「映画としての表現を勘違いした露悪的な作品」桜色の風が咲く po.bacardiさんの映画レビュー(感想・評価)
映画としての表現を勘違いした露悪的な作品
映画の題材とは関係なく、出来から言うと、最初から最後まで才能のない人たちの撮った作品としか思えなかった。
幼児の泣き苦しむ映像をみせて観客の同情をひく手法を始め、映像表現を知らない人たちが何処かで関与したとしか思えない。
不幸を直接的に描く表現はもっとも拙い表現手法であり、幼児虐待一歩手前の演出に至っては、果たしてこれが許されるんだろうかと言う思いしか浮かんで来なかった。ドキュメンタリーならともかく、映画化する意図の伝わって来ない一作であった。
なお、この感想は福島家の立派なご家族を毀損する内容では全くありません。別の表現方法があったであろうという感想です。
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