「作品が盗まれたことで始まる小さな物語」画家と泥棒 カレーと豚カツに甲乙つけ難いアラ50さんの映画レビュー(感想・評価)
作品が盗まれたことで始まる小さな物語
現在進行形のドキュメンタリーは、時にフィクションよりも印象的な展開が待っている。この作品もその1つ。
作品を盗まれた画家と盗んだジャンキーが接点を持ち続け互いに理解し合う関係に昇華していくにつれ、出来過ぎでフィクションかな?と疑わせる展開だったものの、同時にその視点は社会の影の部分にスポットを当てる作業でもあるように見え、結果的にしっかりと地に足のついたドキュメンタリーだったように思う。
「盗まれた作品」の行方も気になるところだが、それは作品を観て確認してください。
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