METライブビューイング2022-23 モーツァルト《魔笛》のレビュー・感想・評価

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4.050年前の「タミーノ」役はペーター・シュライヤーでした

2023年7月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

50年振りにモーツァルトの「魔笛」を観ました。演出も斬新で現在風にアレンジされ、楽しく観ることが出来た。
「夜の女王」役のキャスリン・ルイックのコロラトゥーラ・ソプラノは秀逸でしたし、「3人の童子役」に少年のボーイソプラノを使ったのは正解だったと思います。
ただ残念なのは、主役の「タミーノ」役にローレンス・ブラウンリーを使ったことです。
小太りな黒人が王子役を勤めた結果、「パミーナ」役の細身で長身なエリン・モーリーとは全く不釣り合いで、二人のジュエットは興醒めで、目を瞑って聞いていました。
やはり、ローレンス・ブラウンリーは「モノスタトス」役が適任だと思う。
因みに50年前の「タミーノ」役はペーター・シュライヤーで最高でした。(但しMETではなくベルリン国立歌劇場でしたが)

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asaka50